【4】最終目標とさらなる細かい目標の設定 - 英会話教室 - 専門家プロファイル

大平 紀久美
Precious One English School 代表取締役 主宰
東京都
英語講師
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【4】最終目標とさらなる細かい目標の設定

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語学を学ぶために 時間管理をする

 最終目標までには、手前にいくつかの細かい目標があって然りだということがわかっていても、実際に客観的にそれができる人は少なくなってきます。なぜならば人には感情があり、雑音や混沌にまみれて生きている事実からは逃れられず、さらに突発的な事件が起きる(それが悲しいものでもうれしいものでも)ことで、最初に立てた目標は不動なもので維持できない可能性も否めないからです。いつか目標を時間の流れの中で、成果によって修正していくことが必要となってきます。

 ここまではわかっていても、現実的には、英語とは何か?という全体像がなかなかわかりにくく、専門家と呼ばれる人々・英語を修めたとされる人々の「こうである」という言葉を信用するかしないかで決めていくことになります。

 ただ、英語学校や専門書などで得られる知識には限りがあります。そこにはサービスに対する金銭の授受があったり、文字化・図式化する考えの解釈が、社会科学(言語学は社会科学であり、答えが必ずひとつしかないというものではない)であることにより、現代社会での利益追求型ばかりが横行しているからです。純粋な教育の中での文科省制定の英語をしっかりやっても、実際に聴けて話せるようなカリキュラムにはなっていないのが現実です。このたび、小学生から英語が履修されるように変更されますが、学びの捉え方が根本的に変わらない限り、子どもたちが学校を出た時点で英語が満足のいくほど使えるようになっている希望はごく低いことでしょう。

 英語の本質や道のりの全体像をしっかりと見せてくれるプロから学ぶことができることが、短い時間で成果をあげることへと繋がるのですが、これまでの英語学校が崩壊したように、全面的前金制度・貨幣価値をポイントに変えるマヤカシ風のシステム・Nativesの先生神話などはアテにできるものではないことは、英語を学ぼうとする人もわかってきました。ましてや経済状態がよくない時期に差し掛かり、100年に一度の恐慌を体験し、人々はお金と時間を先使いして自己投資する勇気も勢いも持てなくなってきています。

 全体像と最終目標までの期間ごとの小さい目標を確かに立てられるようにすることがしっかりとした成果を出すための必須項目で、独学であろうと、グループであろうと、自分のお金と時間と情熱と適性に見合ったスタイルで学んでいこうと決断することが大切です。

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