自分なりに表現するって大事

あなたは、普段自分が考えていること、思うこと、
感じること、迷っていること、感情なども含めて、
言葉にしたり、文字にしたり、何かの形で表現していますか？

表現することは人間にとっては、ある意味必要な
ことではないでしょうか。

だからインターネット上のブログや書き込み、口コミ、
日記もブログも支持されるし、最近はツイッターも
ずいぶん注目されています。

要するに、自分が思うこと、感じること、考えることを
誰かに伝えたい、表現したい、外へ出したいというのは
人間にとって自然な欲求なのでしょう。

自然の欲求は、何かの形で満たすのが一番。

そして自分なりに表現する方法を持つことが大切。
誰かの表現方法ではなくて、自分の、です。

あなたの表現方法は何ですか？

ツイッターもブログ、手書きの日記などで文字にする、
言葉にして人に話すこともよし。

そういえば私のセミナーでは私が一方的に
ずっとしゃべっていることは実は少なくて、参加する方も
話す時間が多く、双方向・多方向型、実践的です。

私たちは日々、一秒一秒、何かが頭の中をよぎっていて
一日いったいいくつの思考を持っているのか、本当に
検討もつかないほど。

おまけに、頭の中にはたくさんの思いや考え、感情の
プロセスが同時進行中です。マルチタスキングが
得意な人もいますが、得意でない人もいます。

それに、一瞬で出てきて消えるものもあれば、ずっと
そこにい続ける感情や思考もある。

たくさん、いちいち全部覚えていないし、混乱もするし、
整理もつきません。

だから言葉にしたり、話してみたり、文字にして
目で見える状態にする、というのは整理整頓する上でも
とても効果があります。表現するって、やっぱり大事。

実際、セミナーに参加される方は、ほぼ口をそろえて
言葉にして、話してみて、文字にして、気持ちも見えたり
自分の感情もよく整理して見る事ができた、といいます。

確かに、ひとりで考えているだけだと、頭の中でぐるぐると
同じ思考がめぐりめぐっているだけで、わかっているつもりで、
わかっていなかったりするのですね。

で、人に話そうとすると、わかってもらうために
努力しながら話すので、自分で話しながら、なるほど、
と脳が気がついたりします。

自分のことを話しているだけなのに、答えが突然
「あ、私、わかっちゃった」なんてこともよくあります。

本当に不思議！

だから、思いを言葉にして表現することって
思っているよりずっと大事なのです。

私も言いたいがたくさんあって、どこから話すか、
どこからはじめるか。。。などと迷うときは、とりあえず
思いつく限りのことを文字にしていくと、形に
なってきます。

そして書くことで、自分が言いたいことも
整理できたり、なんとなく感じることが
確信に変わっていったりします。

表現する、目で見える形にすることは、たとえば
普段のイライラ、怒り、フラストレーションなどにも
応用すると冷静にもなれて、ストレスマネジメントや
解決方法への近道にもなります。

そして相手に伝えるというのもそのひとつ。
たとえば自分が怒っている、というのを誰かに
伝えるのも、上手にできるようになったら、
人間関係にもプラスになりそうです。

言葉や文字にして表現するというのは、人間にしか
できない高度なスキル。そしてそのための能力も
持ち合わせているのだから使わなきゃ損。

能力は使えば使うほど伸びるもの。あなたも
自分を表現するスキル、普段から意識して
磨いてみてください。

このコラムはこちらでもご覧いただけます。

→ http://blog.livedoor.jp/mikiogura/archives/51777804.html