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体の奥底から蘇る真のアンチエイジングとは!?(7)

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  1. 心と体・医療健康
  2. 心と体の不調
  3. 疲れやすさ

(続き)・・さて糖質、脂質、タンパク質という、いわゆる3大栄養素の摂取量や配分比率については、病院での栄養指導でも詳しく解説されていますが、病気の予防や若返り、さらには美容といった観点からは、それに勝るとも劣らない重要性を持っている栄養素群が存在します。それがビタミン、ミネラルなどといった「微量栄養素」です。

例えば体内にエネルギー源となる糖質が入ってきても、それだけではエネルギーにはなりません。糖質を燃やす酵素があり、さらにその酵素を活性化する補酵素もあり、それらが充分量存在して初めてエネルギー変換が行なわれるのです。補酵素の代表格はビタミンB1で、その他ビタミンB群やカルシウム、鉄などのミネラル群が糖質代謝に必要とされます。脂質代謝にも同様に多くの酵素やビタミン、ミネラルが必要です。

従って、糖質や脂質だけが単体で体内に入りビタミンやミネラルが不足している場合、充分なエネルギー変換が行なわれないために、活動に必要なエネルギーが得られないだけでなく肥満にも結び付きやすいのです。また不完全燃焼の状態になり酸化の問題も発生します。いかにビタミンやミネラルが大切か、これだけでも想像がつくというものです。

上述の穀物に関していうと、米や麦の胚芽の部分にはビタミンB群や鉄、亜鉛、カルシウムなど各種ビタミンやミネラルがたっぷり含まれており、まさに「生命のエネルギー」が詰まっています。ところが精白して白米や精白小麦粉などにすると胚芽を除去してしまうため、ビタミンやミネラルがたいへん不足した食材に変貌してしまうのです。

例えば副食なしで白米だけを食べた場合には、ビタミンB1欠乏から重症の「脚気」にかかってしまいます。この白米の栄養素上の欠点に着目し、豊臣秀吉は兵糧攻めを仕掛けて降伏してきた敵の兵隊に白米だけを腹一杯食べさせて、結果的に皆殺しにしてしまったという逸話が残されています。戦国時代には白米はぜいたく品で、兵たちは喜び勇んで飛びついてしまったのでしょう。

カルシウムを始めとするミネラルは骨の形成や強化にも重要です。寝たきりになる最大の原因の一つは骨粗鬆症とそれに起因する病的骨折ですが、その予防のためにもカルシウムの補充は欠かせません。牛乳が代表的なカルシウム源とされていますが、日本人には乳糖不耐症のため飲めない人が目立ちます。むしろ小魚や桜エビ、ワカメやノリ、ひじきなどがお勧めです。

ビタミンやミネラルは意外な所にも重要な役割りを果たします。うつ病では神経伝達物質が減少することが知られていますが、この神経伝達物質の原料であるアミノ酸を化学変化させる補酵素はビタミンB群や鉄、亜鉛などといったミネラルです。従ってアミノ酸やビタミン、ミネラルの欠乏はうつ病さえ招くのです。

ビタミンやミネラルだけではありません。それ以外にもたいへん重要な栄養素があります。一つは酵素です。酵素は体内で化学反応を起こす上では必要不可欠なタンパク質で、その種類たるや数千にも上ると言われています。例えば糖質や脂質をエネルギーに変換させるのにも酵素が使われます。

その酵素は食事から摂取するとたいへん効率が良いのですが、これは「生」の食材にたっぷりと含まれています。生野菜や果物、海藻、それにお刺身などです。野菜も魚も60℃以上に加熱すると酵素は失活してしまいますので、酵素を取り入れようと考えれば生の食材を日常的に欠かすことは出来ません・・(続く)

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