- 横田 秀珠
- ネットビジネス研究会 代表取締役
- Webプロデューサー
対象:ITコンサルティング
今までは1つのショップ内でのサイト内検索は出来たが
楽天全体での検索は出来なかった。
そんな中でページの最上部に検索窓が設置された。
これは脅威です。
例えば、一度買ってくれたお客様がリピートしようとした時に
ふと思って、ページ上部の検索窓から型番などで検索したら
同じものを売っているライバル店が見つかる訳です。
楽天さんは良いですよね。
どこかで買ってくれればいいですから(笑)
でも1つのネットショップでは死活問題です。
他で買われてしまったらアウトです。
この検索窓が導入されたのが今年の2/25。
にも関わらず唯一、導入されていないのが楽天ブックス。
他のネットショップでは書籍やCD・DVDのページから
検索して楽天ブックスへ移動できるが、
楽天ブックスには検索窓が無いので他へ客が流れない。
ちょっと不公平ではという声が挙がっているようです。
特に書籍やCD・DVDは悲惨です。
中身が同じものですので価格競争やサービス合戦に陥りやすい。
このような商材での売れる検索キーワードは型番・品番です。
あるサイトで、書籍やCD・DVDの品番が書いてあったら
それをコピペして、検索し直す訳です。
スイーツやアパレルなど検索じづらい商品は良いですが
家電などのスペック重視型の商品は辛いでしょうね。
ただ、この先には次の展開があるかもしれない。
検索窓を設置して検索する癖をつけるということは
消費者が賢くなるように教育するってこと。
楽天の検索窓で検索する事に留まっていれば良いが
アドレスバーでキーワード検索できるし、
ツールバーからGoogleで検索するかもしれない。
楽天で完結するとは限らなくなるかもね。
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2009年 http://enspire.cocolog-nifty.com/blog/2009/12/2009-eefc.html
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