国家として長期的ビジョンがあるか? - 対人力・コミュニケーションスキル - 専門家プロファイル

宮本 ゆかり
マイウェイネットワーク 
ビジネススキル講師

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閲覧数順 2024年04月24日更新

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国家として長期的ビジョンがあるか?

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中国に住んで発見したこと 社会環境
最近、日本で報道されている政治の話題を見ると、誰かの言動に対する、すごく些末な揚げ足取り的な批判が多いような気がします。

「言葉狩り」と言ってもいいかもしれません。

誰々がああ言った、ここ言ったなどと、部分的な言葉尻を捕らえて、それに対してバッシングする。

そんな指摘に労力と税金を費やす暇があったら、もっと本質的で長期的なことに取り組んで欲しいものです。



先日、ある方から聞いた話です。

その方は、長年国際交流として、留学生の支援などに関わっていらっしゃるのですが、

昨今の中国政府の取り組みについてお話してくださいました。

今から20年程前の中国は、まだ貧しいながらも国費留学生制度を実施して、優秀な若者を

どんどん日本や欧米に留学させました。

その当時の学生が、今ではビジネスを起こし、各々の国に強力なパイプを作って国を支えているのです。
それが最近では、国費留学生は、どんどんアフリカに送っている、というのです。

「えっ?アフリカ? なんで・・・?? 貧しいし先端技術もないのに・・・」と思いましたが、そう考えるのは私の浅はかさ。

これから先、何十年、いや何百年先には、アフリカだって豊かな天然資源を活かして発展するかもしれないし、成熟した中国社会に〔現在の日本のように〕、アフリカから優秀な人材を受け入れているかもしれません。

だから将来の展望を見据えて、今のうちに草の根の人脈を築かせている、というわけです。

政治家に関しては、日本は三流、中国は一流かもしれません。