外壁は二階部分と同様の仕様です。
断熱材を二階の梁下まで張り上げますので天井の断熱は考慮しませんが、床下にはスチレンボード(青色の部分)等の断熱材で床下を覆います。床下地材の継ぎ目をブチルテープ等で目張りし気密層を確保します。
この他開口部に日射量を調節するカーテンやプラインド・庇等の遮蔽物が義務付けされます。
仕様基準にも幾通りかの施工法があり、ここに紹介した内容だけではありませんが、この方法が現在最も普及した方法です。
冬季の灯油消費量や一年を通じての電気使用料に、一般住宅と次世代省エネ基準に適合した住宅とでは、大きな差が出ると判っていても、イニシャルコストの大きさが普及促進の足枷になっているのが現状です。
このコラムの執筆専門家
- 福味 健治
- (大阪府 / 建築家)
- 岡田一級建築士事務所
木造住宅が得意な建築家。
建築基準法だけでは、家の健全性は担保されません。木造住宅は伝統的に勘や経験で建てらていますが、昨今の地震被害は構造計算を無視している事が大きく影響しています。弊社は木造住宅も構造計算を行って設計しています。免震住宅も手掛けています。
06-6714-6693
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