海外の有力企業が日本から相次ぎ撤退したことが
報じられていました。
ミシュラン、リバティグローバル、オフィス・デポなど
数社の名前が記事をにぎやかせていました。
日本証券取引所に上場する外国企業も、1991年の
127社から、15社に減った書いてあり、
日本のデフレと少子高齢化による
期待成長率の低下が原因と分析されていました。
◆ 人口の推移は、購買の推移
そこで、調べてみました。
日本の人口推移
人口ピークは、2007年に12,777万人。
人口が減ったのは、2008年です。
減少予想は、2025年に11,927万人。
2055年に8,993万人になります。
何人の労働者で65歳以上のを支えるかというと、
2007年が、3人で1人の高齢者を支え、
2025年は、2人で1人を支えます。
2055年は、ほぼ1人で1人です。
(総務省統計局の資料を使用)
2055年て、私は何歳なんだろう?
今の年齢に43歳足すなんて・・・
実感できませんね。
今回の海外の有力企業が撤退しだした理由は、
「人口が減るので、購買者が減り、
高齢者を切り捨てないと
労働者も、お金がないので物を買わない。
そんな日本なんか見捨てます」
と言われたということです。
自由経済社会ですから、当然のことですが、
言われる日本人としては気分が良くありません。
「勝手に言っていてくれ」と怒りながらも、
「これから大変なんだなぁ」落ち込みそうです。
◆ 世界の表舞台から消えても
しかし、世界的企業が日本から撤退するからこそ、
これからの日本は良くなります。
なぜなら、この世界中には、
GDPが下がっても、GNPが下がっても
元気な国が、いくらでもあります!
日本には、これから文化的な生活をし始める国と
大きく違う点がたくさんあります。
道路も教育も病院もあります。
最低水準の公共施設は整ってますし、
治安も諸外国と比べれば格段に良いです。
ですから、自給率を上げて、食品も製品も、
国内で何とかなる循環型のシステムを作ることが可能です。
日本の高齢者は、世界一長生きで元気です。
大手企業が逃げ出すなら、中小企業の出番。
経営者も社員も、生涯現役で働きましょう。
◆ 日本にしかないものを売ろう
そのために、農業と健康維持産業に活躍して
もらいたいと私は考えています。
公共事業は、採算性の低いリサイクルシステムの構築を急
いでくださると嬉しいです。
エコで、ロハスで、独自性の高い国として、
元気に静かに暮らして行けば、
築地のセリが見学拒否しなければならなかった
ように、日本文化にあこがれる外国人が、
大挙して来てくれますって。
小さな国は、小さな企業と同じで、
無理と無駄をなくして、独自の強みで勝負して勝つの!
私は、そう考えているのですが・・・
あなたは、どう考えていますか?
PS:過去の文化遺産があって、教養もあって、
GDP、GNPが低くて、国民が元気な国として
私は、ポルトガルを思い浮かべています。
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