収入保障保険の光と翳 - 保険選び - 専門家プロファイル

大関 浩伸
株式会社フォートラスト 代表取締役 FP技能士
東京都
保険アドバイザー

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閲覧数順 2016年12月03日更新

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収入保障保険の光と翳

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落とし穴シリーズ
ここ15年ほど、「安くて合理的」という理由で、販売件数が堅実に伸びてきた
収入保障保険。(保険会社によっては、家族収入保険や家計保障定期保険
などと呼ばれております)
確かに、「時間の経過と共に世帯主の責任が軽減されるのに比例して
累計保障額が逓減していく」「生活資金としては一時金より毎月受給の方が
いいだろう」「更新型ではないので、安心」ということで
保険料節約というニーズにおいては、主軸となるべき要素を秘めた商品です。

しかし、これは「入口」面つまり、「保険設計面」でのメリットです。
保険事故発生後の保険金受領において、額面どおり、毎月受給を受けること
になれば、年金所得とみなされ「雑収入」、
そして場合によっては「社会保険料の増額」となってしまうことを知っている方は
多くないです。
こうした「出口」のことまできちんと説明している保険取扱者はホンノごく少数
でしょう。

また、保険設計上の累計保障額となれば、右下がり一直線となりますが、
実際の必要保障額になれば、お子さんの高校や大学入学という「後半部分が
手厚くなる」ので、どうしても後半部分が保障額不足となってしまうことが
想定されます。
殆どの保険取扱者やFPは、必要保障額の算定の重要性を訴えておきながら、
こうした事象を見過ごしている実態があります。

大切な家族の保障です。
収入保障保険を使っての「負担軽減」は簡単で、その提案自体はどの業者でも
比較的多く推し進めていますが、表向きの光だけでなく「翳」の部分の検証・
対策をきちんと練る必要がありますので、是非知っておいて下さい。