- 松永 隆文
- Qull一級建築士事務所
- 東京都
- 建築家
対象:住宅設計・構造
他の物件でも、何度かこのブログでお伝えしている、先行しての外回りの配管。
写真で見えるグレーの配管が、雨水と汚水の点検舛となります。
一般的には、外回りの配管は、建物の完成間近に行うことが多い。
仕上がった建物の廻りを、設備屋さんが、土を掘って配管する。
配管する、隣地と建物の間が狭いことも多く、作業もやりにくい。
建物を汚さないように養生する手間も掛かる。
しかも、養生しながらの作業ではあるが、綺麗に仕上がった外装を汚してしまうこともある。汚しても直してもらえばいいのですが、気分のいいものではない。
基礎を造る前に、先に配管を終えておけば、作業効率も上がり、工期も短縮、職人さんも仕事がしやすい。
ちょっとした工夫が、良い現場となり、良い家造りとなっていきます。