- 徳本 友一郎
- 株式会社スタイルシステム 代表取締役
- 不動産コンサルタント
対象:住宅資金・住宅ローン
- 伊藤 誠
- (ファイナンシャルプランナー)
- 伊藤 誠
- (ファイナンシャルプランナー)
A「土地購入後、建物を建て、それぞれ借入をするというプランの場合、金融機関が「土地先行決済」「建物分割実行」に対応している必要があります。
フラット35の場合は、一般的に建物が完成してからローンが実行されます。
また、都市銀行などでも土地決済時の実行と建物完成時の実行というのが基本です。
注文住宅を建てる時、建物は分割して支払う場合が多いです。
例えば総予算2500万円の注文住宅を建築家と工務店のコラボで建てる場合。
設計契約時 200万円
建物請負契約の手付金 200万円
着工時時中間金 700万円
上棟時中間金 700万円
完成時残金 700万円
という具合に4回に分けた支払いが発生します。
建物のローンの実行が完成時に一括の場合
それぞれ分割する分がショートしてしまいます。
よって、通常は分割実行に対応している金融機関や完成時一括の支払に対応した工務店を選びますが、土地決済から建物完成までの分割払いを立て替える「つなぎ融資」というものも利用できる場合があります。