- 竹内 和美
- 株式会社オフィス・ウィズ 代表取締役
- 研修講師
対象:キャリアプラン
- 宇江野 加子
- (キャリアカウンセラー)
- 冨永 のむ子
- (パーソナルコーチ)
就活中の大学生には、自己分析と企業分析がしっかりできて、自分の人生の5年後の目標さえできれば、
恐れることはない。必ず、あなたを必要とする企業と出会える!と、発破をかけますが・・・
22年ほどしか生きていない人生の中から、「自分は何者であるか?」「自分を受け入れろ」というのは、ちょっと厳しいことを要求するようで、気が引けるのも事実です。
今の大学生と同じ年齢の25年ほど前の自分は、ただひたすらがむしゃらに「仕事」をし、こんなこともしてみたい、あんなこともしてみたいと、欲張って、わずかでも希望があるならば仕事をさせていただこうと、夢中で働き、生きていたように思います。
迷いや、戸惑い、不安がなかったわけでなありません。
でも、とにかく上司に認められ、褒められ、叱られ、八つ当たりされながらも、自分の可能性に賭けて、突っ走ってきたように思います。
比べてみると、今の学生を始め、若年層の皆さんは、「何をしたらいいの?」と、途方にくれる人が多く、また、何をしたいのか?も分からず、自分が何者で、自分の使命は何で、自分の生き方を模索して、不安や戸惑いの中で手探りで生きている姿を見ると、本当に忍びなくなってしまいます。
あるがままに、夢中になれることがある幸せも素敵ですが、何も見つからない「ないがまま」の状態を受け入れることができたら・・・
そこから、また、何かが得られるかもしれないと、心を大きくもって、急がず、焦らず、ゆっくりとでもいいから、前に進めるよう、歩く道の先(5年くらい先の目標)を決めて、進んでみたらどうでしょうか?
自分自身に過剰な期待を寄せるのも、過小に評価することもなく、等身大に生きていることを信じて、
最後のひと踏ん張り。就活、全力投球で進みましょう。
このコラムの執筆専門家
- 竹内 和美
- (研修講師)
- 株式会社オフィス・ウィズ 代表取締役
実践型研修で、結果が即・行動に現れます
ビジネススキルに不可欠なコミュニケーション力。ますます重要な「聴く力」「話す力」「論理的に考える力」を高める研修はじめ、企業研修の内製化のコンサルティング、人事政策のアドバイスなど、人事に関する総合的なご支援をしています。
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