墨出しの七つ道具 - 住宅設計・構造設計 - 専門家プロファイル

各務 謙司
カガミ建築計画 建築家
東京都
建築家
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墨出しの七つ道具

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マンションリフォーム 千代田区のマンションリフォーム
千代田区の''高級マンションリフォーム''工事は
解体も終わり、墨出しの確認をしてきました

墨出しとは


墨出しとは、設計図に描いてあった図面を、
実際の現場の床に移す作業と考えてもらえると、
イメージが沸き易いのではないでしょうか。

今回の現場では、カーペットと下地のフェルトを剥がした下地が、
比較的きれいなコンクリートの仕上げ面だったので、
現場ので壁や建具、造作家具の位置が描かれました。

建物が歪んでいたり、''直角''が出ていなかったり、
直線のハズの壁が曲がっていたりして、
何を基準にして、どのように基準を出すかが難しい現場も多いのですが、
今回は精度がよく、大きな問題はほとんどありませんでした。

解体と墨だしが済むと、現場の隠れた問題はほぼ全て出揃います。

墨出しの七つ道具


現場に到着した時点では、ほとんど墨出しも終わっていたので、
細かい疑義の確認や、抜けていた箇所の指示程度で、
大きな打合せは必要ありませんでした。

そこで、現場監督さんにお願いして、
墨出しの七つ道具を撮影させて貰いました。

1.レーザー墨出器(基準器)
床に置いてレベルを出して、基準のポイントに合わせると、
水平線と垂直線がレーザーで照射できる機器です。
暗い場所でないとレーザーの線が見難いのですが、
リフォームには最適です。

2.レーザー受光器
赤いレーザーの光が見難いところでも、
この受光器を当てると、墨出器が音を出して知らせてくれます。
一人での墨出し作業には便利な機械だそうです。

3.レベル・水平器
中に水が入ったメモリがあり、
それをあわせることでレベル(大地に対しての水平)と
垂直を出す古典的な道具です。

4.水糸
レーザーで出した基準線などに、この黄色い糸を張って
印をつけておくものです。
軽くて弛みにくく、ピーンと引っ張れることが重要です。
ロール状に巻いてあり、上部にはカッターもついています。

5.墨つぼ
古典的な道具で、大工さん必須の携行品です。
糸に墨を付けて、ピンと張ったものを指で弾いて、
基準線を記す道具ですね。

6.さしがね
こちらも大工さんであればダレでも持っている
シンプルな道具です。シンプルな割には、
メトリック(メートル・センチ単位)でも尺貫法にも対応し、
屋根の勾配なども計算できるスグレモノです。

7.
墨つぼへ補充するための墨汁です。

8.巻尺・メジャー
説明の必要もありませんね。

9.ハケ
普通のハケですが、これで墨を打つ箇所の床を払ったりする、
意外と重要な道具なのです。特にリフォームでは、
解体後に墨出しをするケースがほとんどなので、
必須品だそうです。

10.シャープペン
11.油性マーカー
必要な情報を書き込む筆記道具です。間違えたときの為に、
違う色を揃えておくことも多いようです。

七つ道具を越えてしまいましたが、
現代版の墨出し道具の紹介でした。

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