カイロプラクティックの目的(2) - マッサージ・手技療法全般 - 専門家プロファイル

吉川 祐介
Wecareカイロプラクティック&ナチュラルケア 院長
カイロプラクター

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対象:マッサージ・手技療法

檜垣 暁子
(カイロプラクティック理学士)

閲覧数順 2024年04月19日更新

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カイロプラクティックの目的(2)

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カイロプラクティック
前回は、カイロプラクティックが「中枢神経系を活性化し、神経エネルギー(情報)を全身に行きわたらせること」を目標にしていることをお話ししました。

今回は、どのように中枢神経系を活性化しているのかをお話しします。

中枢神経を活性化させる大切な要素として、私は3つあると考えています。

1 精神と感情
2 血液と脳脊髄液/酸素と栄養
3 求心性感覚刺激

これらがバランス良く、適切に与えられた大脳は、その力を十分に発揮してくれるはずです。

大好きな音楽を聴いているときには、精神が音楽に集中し、感情が高揚してきます。このとき、大脳内で神経ホルモンが盛んに分泌され、活動が活性化しています。

大脳の細胞は、グルコース(ブドウ糖)と酸素によって活動するエネルギーを得ています。脳の血流が良ければ、十分な量のグルコースと酸素が与えられて、活発に働くことができます。また、神経を守るグリア細胞は、脳脊髄液から多くの栄養物質をもらい、また老廃物を捨てています。ですから、血液と脳脊髄液の循環は、とても大切なのです。

運動が脳を活発にすることは知られています。脳が身体をコントロールするために活性化されるだけではありません。運動にともなって筋肉や関節にあるセンサーが刺激され、求心性感覚刺激として非常にたくさんの情報が脳にフィードバックされます。意識されないために無視されがちですが、この情報が大脳の活性化には重要な要素になります。筋肉や関節が固いと、その分フィードバックされる情報量が少なくなってしまいます。

カイロプラクティックは、こうした中枢神経活動を活性化する要素を考えてケアしていきます。

続きはまた。

吉川祐介ウイケアカイロプラクティック