尊敬される社長の条件「客観性」 - 人材育成全般 - 専門家プロファイル

鈴木 栄美子
マインドック有限会社 代表取締役
ビジネススキル講師

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対象:人材育成

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尊敬される社長の条件「客観性」

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  これから、超現実主義者の私から見た
  「尊敬される社長の条件」を書かせていただきます。


  どうして男性社長が、女性社員を上手く使えないのか。
  普段の中小企業へのコンサルティングで思っていることを書きます。

  思うことですので、
  独断で決め付けるセリフが満載かもしれませんが、
  ツッコミや反論は禁止です(笑)。

  普段からの思いを書くことで
  尊敬される社長の条件をまとめてみますので、
  笑って、お付き合いくださいね。
     
  では、はじまり、はじまり〜。


  ◆ 恐妻家スペシャル

12月22日の日曜日に日本テレビの「波瀾爆笑」で、
  恐妻家SPを放映していました。

  出演者は、イザムさん http://ameblo.jp/izamania/
  ノッチさん http://ameblo.jp/nochyingmachin/
  オール阪神さん 
  http://talent.yahoo.co.jp/pf/profile/pp13572 の3名。

  3人の恐妻家ぶりは同じなんですが、
  奥様を恐妻にしてしまった原因は、
  それぞれ違うみたいでした。

  これって、
  社長が女性社員に手こずっているのは同じで、
  原因は、それぞれ違うのと似ています。

  そこで、その中の1人、ノッチさんを題材に
  原因はどこで、どのように変えたら
  尊敬されるようになるのかを書いてみます。


  ◆ 偉そうな態度なのに、実力がともなっていない

  ノッチさんの原因は、
  偉そうな態度なのに、実力がともなっていないこと。

  偉そうな態度だけでも、女性からの評価は下がるのに
  それにともなった実力がないなんて・・・。

  このタイプが社長だと、多くの女性社員から、
  「ガキ社長」と、あきれられ、
  「客観性がない」「幼児性が抜けてない」
  と影で酷評されているのが普通です。

  人は自分に甘く他人に厳しいのは、日常を観察していればわかること。

  このことを、自分や他人の経験、本や新聞、会議などから学べない点、
  これが原因で、客観性がないと思われてしまうのです。

  そのうえ、自分の実力が、どのランクなのか?

  それを冷静に判断することができない点で、
  自他の区別ができない子供と同じと思われ、
  幼児性が抜けてないと判断されてしまいます。

  客観性がなくて、幼児性がぬけていない社長。

  こういう社長さんの会社は、社員の出入りが激しいです。
  人が育たないので、採用費や給与が無駄になり、
  業務の仕組み化や新規企画ができない会社になります。
  一般に、名番頭役がいないと成り立ちません。
  

  ◆ 性格は変えられない。でも・・・

  では、どうしたら良いかというと、
  社長が客観性を身につけることが一番なのですが、
  性格って、そんな簡単に変わるものではありません。

  ですので、
  客観性があるようにみせる方法を考えてみました。

  1.「偉そうに見せています」「偉そうと自覚しています」
    「偉そうでゴメン」など、謙虚なフリをしましょう。

  2.社会や経済の動向、自社の業界や関連業界の動向に
    精通して、物知りと思わせましょう。

  3.自分のことを話すと、主観的なのがバレます。
    社員と話すときは、聞き役にまわりましょう。

  4.他人との能力差を自分に大きく甘く考えています。
    通常が4対1なら、こういう社長は8対1以上。
    他人に甘い判断を心掛け、褒め役にまわりましょう。


  どうも他にもありそうですが、
  この中の1.は、特に女性社員におススメですよ。

  女性は、できないことを要求する人が少ないので、
  「偉そうにしたいんだ。ゴメン。」なんて言うと、
  「それなら、どうぞ。」と持ち上げてくれたりします。

  このセリフのポイントは、「ゴメン」。
  「偉そうにしたい・する」で止めると傲慢になるので、
  「ゴメン」を加えて、謙虚なフリをしましょうね。


  ◆ 男性社員は、もっと厳しい

  客観性があって大人な社長が謙虚だったら、
  女性社員から尊敬されること間違いナシです。

  態度や発言を変えるだけで、女性社員の
  尊敬と積極的な仕事ぶりが手に入りますので、
  頑張ってみてくださいね。

  なお、男性社員は、上記に加えて、
  仕事の質や量に関してもチェックが入りますので、
  何か自分しかできない仕事がないと、
  尊敬されませんので、気をつけましょう。



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