以前私の事務所にインタビューに来た若い女性記者がいました。30分ほどインタビューを受けたのですが、途中、私が誤って専門用語を使ってしまったので、インタ
ビュー後に「あの言葉の意味は分かりましたか?」と聞くと、「実はよく分かりませんでした。後ほどメールで確認しようと思ったので今は聞かないでおこうと思って」との返答。
インタビューに来ているならそういったところも含めて全部聞くのがインタビューの仕事ではないのかな?と思いつつ、ふっと、「あなたは子供の頃親からどのように
言われて育ってきましたか?」という質問をしました。
すると、「あなたは女の子なのにお転婆で、そんなことではダメよ。もっと奥ゆかしく謙虚にしないといけないのよ」と言って育てられたという事でした。
そしてさらに「もしかしたら、何度も質問するということに対する抵抗はそこから来ていませんか?」と話をすると、突然「ハッ!」とした様子で、コクリと頷きました。
実は、子供の頃に言われてきたことというのは、自分でも思ってもみないくらい今の人生に影響している事があります。例えば、ソフトバンクの孫さんは、子供の頃からおじいちゃんに''「お前は天才だね」''といわれ続けて育ったらしいです。
あなたは、子供の頃からどういわれて育ってきましたか?そして、あなたは今、子供のことをどのように言っていますか?
このコラムの執筆専門家
- 八納 啓造
- (建築家)
- 株式会社G proportion アーキテクツ 代表取締役
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私たちの考える家作りの大きな目的は「家族の絆や幸せが育まれること」。そこでこれまで家作りに成功した人たちの「家作りの知恵」をベースに家族が共通の思いを持ち、向き合える住まいをご提案。家族の思いをカタチにします。
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