- 河野 英仁
- 河野特許事務所 弁理士
- 弁理士
対象:企業法務
- 尾上 雅典
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- 河野 英仁
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〜常識と長期間未解決であった必要性〜(第3回)
河野特許事務所 2010年2月26日 執筆者:弁理士 河野 英仁
Perfect Web Inc.,
Plaintiffs- Appellant,
v.
InfoUSA Inc.,
Defendant- Appellee.
3.CAFCでの争点
争点1:「常識」がステップDを教示しているか否か?
ステップDに対応する事項は先行技術中に全く記載されていない。KSR最高裁判決後、「常識」をどのように用いて、自明と判断するのかが問題となった。
争点2:長期間未解決であった必要性が存在するか否か?
「発明が長らく切実に感じられていたこと」、及び、「特許出願時に満たされていなかったニーズ」を立証した場合、非自明と判断される。問題となったクレーム1に「長期間未解決であった必要性」が存在するか否かが争点となった。
(第4回へ続く)
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