東洋医学は、西洋医学の様にレントゲンで身体の中をのぞいたり、血を採って成分を調べたりすることはしません。その代わり、人を見た目で判断して治療していきます。なぜそのような事が可能かというと、東洋医学は何千年という長い歴史の様々な経験から体系付けられた理論に基き、人間をタイプ別に分けて、治療するのです。
ですから、同じ病気でも、患者さんのタイプによって全く違う治療をすることもあれば、異なる病気でもタイプが同じならば、全く同じ治療をすることもあるのです。
具体的に言うと、顔色や、爪の色、皮膚の状態、目の力などなど、患者さんの身体の外から得られる沢山の情報を基に、患者さんのタイプが東洋医学的に言うどのタイプに当てはまるのかを考えて、治療方針を決めていきます。
東洋医学の治療を受けると、自分がまだ伝えていない症状や、自分でも忘れていた症状などを先生に言い当てられてしまうことがあります。それは、○○タイプの人には、このような症状の人が多いという長年の経験があるからなのです。患者さんからは「自分の気がついていない身体の悪い部分を見付けてくれるから、知らない自分が分かって嬉しいわ」という声も聞かれます。
東洋医学の治療を受けて、自分の知らない身体の変調を見付けてもらいましょう!そうすることで、大きな病気を未然に防ぎ、より良い生活が送れます(^^)