これを懸魚(げぎょ)と言います。
木製と違い、原形を作製し、さらに雌型を起こしてから完成に至るので、多少の時間がかかります。
画像の製品は彫刻の端から端までおおよそ1.5mほどです。
社寺建築における部位の名前は、火難除けの意味合いもあり、水にちなんだものが多いのも事実です。
たとえば、懸魚の中央部や長押などに見られる六葉(ろくよう)。
六角形をしていますが、対角線を結ぶと「水」の字になります。
先人の技術はもちろんですが、ネーミングセンスも素晴らしいと思います。
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