企業がホームページに対して立てる目的と見直し戦略 - ホームページ・Web制作全般 - 専門家プロファイル

三井 博康
エムシーエス株式会社 代表取締役
Webプロデューサー

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閲覧数順 2024年04月24日更新

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企業がホームページに対して立てる目的と見直し戦略

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SEO対策 Webマーケティング関連 Webマーケティングから考える企業のHPの見直し方法

企業がホームページに対して立てる目的とは?

もちろん売上アップ です。

そして、ホームページで売上アップを狙うことは可能です。



ただし、当然ですが作業(ホームページを再構築)を行う前に決めることはいくつかあります。

1.自社の見込客ターゲットは、インターネット上でどのような行動を起こすか。

2.自社のターゲットは、どのような悩みを持っているのか。

3.自社のお客としてどんなお客が一番適しているのか。

4.自社のお客がインターネット上検索するキーワードは。



例として、弊社のようなホームページ制作会社の場合で考えてみました。

1.ホームページリニューアルを検討しているユーザーは、googleで制作会社を検索して、何社かのホームページ制作会社のサイトで実績、価格、その会社のポリシーを確認するでしょう。そのとき、地域属性も検索に入れるでしょう。「東京 ホームページ制作会社」


2.ホームページを5年前に立ち上げたが、ほとんど更新もしていない。問い合わせもほとんど無い、どうしたらホームページのアクセスを増やし、問い合わせを増やせるのか?


3.弊社ですとCMSを自社プログラムで提供しております。したがって、ホームページ上でコンテンツの更新が多いお客様が適していると考えられます。


4.キーワードとしては、「東京 ホームページ制作会社」
「CMS ホームページ制作」「CMS導入」
「実益を生むホームページ」
これらのキーワードがどのくらい検索されているかはgoogleのキーワードツールで調べることができます。https
 


よく中小企業診断士の方などに経営相談をお願いしますとUPSは決まっておりますか。

UPSとはユニークセールスポイント : 自社の製品 サービスの強みです。
(私が数年前に中小企業診断士の方にお世話になったときは、ビルのエレベーターで11階から下りてくる間に自社の特徴と強みを言えるようにしてくださいと教育されました。)



リアルなビジネスでも必要なようにネットビジネスでも当然大事なことです。
インターネットの中では、むしろリアルなビジネス以上にUPSは重要です。


ホームページ上で競合他社にない特徴・強みを如何に出すかということです。

私どもエムシーエス株式会社ですと、企業のホームページを制作する上で、ホームページ制作会社オリジナルのCMSを低価格で提供。CMS標準導入できるということです。



お客側にとっては、
ホームページに訪れたときに考えることは、この会社で今抱えている悩みが解決するのか?
価格的なメリットがあるのか?などです。



その場合、圧倒的に有利な価格設定ができるのであれば、簡単です。

インターネットでは、簡単に価格比較を行うことができますので、優位になります。
しかし、利益を出すことを優先するには、価格面での優位性は難しいです。


商品の販売ですと楽天ショップ amazon kakaku.com などで簡単に同じ商品で価格を安い順に販売しているショップを探すことができます。

実際楽天ショップの場合は利益を出しているショップが出店数約3万件のなかで7割のお店が赤字運営という統計がございます。


原因は下記のような内容です。

1.競合他社が多く、価格ルールやモラルがないのが現状で多くの店舗が価格競争で商売を展開している。

2.モチベーションを高くして運営しているかどうかの疑問が多い店舗が多い現状がある。

3.インターネットショップというだけで販売方法が違うと思い込んでいる店舗が多い現状がある。

4.ターゲット市場の読み違い、また、さだまらない店舗が多く見受けられる。


他にもまだまだありますが、こういった店舗の乱立で楽天全体の店舗の質の低下を引き起こしている傾向が見られる。
物販でのネットショップ(イーコマース)についての提案は、別の機会に紹介いたします。



ということで、企業がホームページを立て直す、リニューアルする上で最初考えることで、他にない信頼性・信用です。
これは、ホームページ上でコンテンツを工夫することによりアピールできます。

難しいことではございません。リアルのビジネスで行っている事を素直に伝えられるようにすることです。
返って、ホームページだからと言って、デザインに凝りすぎ自己満足的なホームページにすると、わかりにくくなってしまいます。

実際に多くの企業のホームページで成功している所がありますので、参考にされると良いでしょう。


**次に先程申しましたターゲット顧客の行動パターンです。
※重要:顧客を知る 顧客を見る(見えるようにする)ことです。

ホームページに誘導するには、検索エンジンの利用が大半ですから「キーワードマーケティング」が重要になります。

ニッチなキーワードでより見込の高いターゲットを集客することが、中小企業ホームページでの成功につながります。 

あまり知られていないワードで集客しますと、そこですでに商品・サービスに対して、事前の知識を持っている貴重なターゲットを集客することができます。

 例.「シャンプー 美容院」月間5,400回(google)
   「男性 美容院」月間8,100回(google)
「新宿 矯正歯科」月間2,900回(google)

これらのキーワードの検索回数は、1万回以下ですが、複合ワードの場合かなり具体的に検討されて検索されるケースと考えられます。したがって、見込み客として高い確率を生みます。

集客方法において、てっとり早いのはリスティング広告になりますが、これらのキーワードですと競合が少ないとかなりコストは抑えて出稿できます。上記キーワードですと月間 1万円前後と考えられます。
 

特に購入、導入を急いでいるユーザーを取り込む業種は、リスティング広告(有料)を選択することを推奨されております。
当然とは思いますが、下記のような業種は成功しております。結果競争も激しく入札価格は高騰しております。

  例. 「水道 故障」「鍵 紛失」などそして、出稿広告テキストは 【水道 トラブル○○へ】とする

ブランド戦略も重要ですが、大企業のようにTVコマーシャルで、ブランド名を連呼するようなことを中小零細では不可能です。


中小企業では、ブランドを生み出す。作り出すという工夫が必要かと考えられます。



そして、有効でコストをかけないで行うには、コンバージョンの高いと考えられるキーワードでのSEO対策となるのではないでしょうか。




**企業のホームページ見直し戦略をまとめますと

1.お客様の気持ちになって、再度自社サイトをトップページから確認し、各項目のすみ分けがきちんとされているかチェック

2.ターゲットとしている顧客に、ホームページで何を「売り」とするか明確にする

3.キャンペーン企画、メルマガ発行、当選ありのアンケートなど仕掛けをつくり、見込み客を取り込む

4.見込み客へは、限定ページなどを案内し見込み度をアップさせる仕組みを考える

5.メルマガ、ブログ、をホームページと連動させ、更に情報を提供する。

6.ニッチなキーワードを見つけ、リスティング広告・SEO対策で集客