この住宅の3階は、屋根から個室をつり下げたような設計にしています。
それは、3階の個室を隙間を空けて吊るす事により、2階に光を落とすためなのです。
ですから、いろいろな隙間からいろいろなシーンが生まれます。
1枚目の写真は、3階の浴室のバルコニーからリビングを見下ろしたところです。
反対側には、和室の小さな窓が開いているのが見えます。
2枚目は、個室の踊り場から見たところです。
右手に床が二段になった個室、左手には和室へのにじり口。
正面には浴室のバルコニーが見えます。
このコラムの執筆専門家
- 納谷 学
- (神奈川県 / 建築家)
- 納谷建築設計事務所 主宰
家は住む人のもの。芸術でも、敷居の高いものでもありません
日本の街並み、住環境を豊かな空間に変えたい。建築が出しゃばることなく住む人のための住宅を提案したい。皆さんの家への願いを最短かつ最適に適えたい。だから僕らに遠慮なく何でも話してください。住宅はあなたのものなのですから。※僕が納谷兄弟の兄です
044-411-7934
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