- 最上 雄太
- 株式会社イデアス 取締役CEO
- 東京都
- ビジネススキル講師
対象:人材育成
ジョン・D・メイヤーとピーター・サロベイの解説に
私の解釈を加えて解説いたします。
感情の識別とは、
今の感情を正しく読み取ることです。
人とのコミュニケーションを効果的に図るためには、人が感じている
感情(喜怒哀楽など)、そして自分の感情を正確に認識する必要が
あります。
感情の利用とは、
ふさわしい気持ちになることです。
私たちの思考や行動は感情の影響を避けることはできません。
この前提に立てば、思考や行動を助けるために
ふさわしい気持ちを持つことの重要性が理解できます。
感情の理解とは、
感情と思考・行動の因果関係を理解することです。
どんな感情がその思考(考え)に影響させたのか?
どんな感情がその行動を引き起こすのか?
感情に関する知識を蓄え、分析できる能力が感情の理解です。
感情の管理とは、
感情をマネジメントすることです。
感情をマネジメントすることで、私たちは思考と行動に一貫性
をもたらし、高いパフォーマンスを発揮することが
できるようになるのです。
ジョン・D・メイヤーとピーター・サロベイは
これら4つの能力はそれぞれが独立しているが、
補完的な関係にもある。
と解説しています。
私自身の考えとして
EQを4つの能力に分けることは
EQという目に見えない能力の性質を理解するための方法として
とてもわかりやすいと思っていますが
EQを実践するためにはもっとシンプルな言葉が求められる
と考えています。
EQ能力を発揮するというのは、実はそれほど難しいことではなく
誰でも意識すればできるようなものだと思っているからです。
その人に必要なマインドを引き出し、「ぶれない軸」を作ります
株式会社イデアス 取締役CEO/研修講師 最上雄太