- 小坂 淳
- 株式会社環
- 東京都
- ウェブ解析士マスター
対象:ITコンサルティング
ユーザーが利用するキーワードを確認する
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アクセス解析・LPOの有効な活用方法
SEO に役立つキーワード活用法(実践編)
2007-06-14 00:00
■ ユーザーが利用するキーワードを確認する
最後に、目的に沿って想定したキーワードが訪問者の利用するキーワードであるかどうかを確認する。
前回のコラムでもお伝えしたが、訪問者が実際に使用したキーワードを確認することは非常に重要なことである。目的達成を想定したキーワードが、実際は訪問者が使わないものであったならば、アクセス数すら集まらず、訴求どころではない。訪問者がより多く使用するキーワードであり、かつ、目的に沿ったキーワードを選定しなければならない。
例えば、Web セミナーの運営会社であれば、有料セミナーのお申し込みが目的となる。ターゲットとしては、「有料の Web セミナーに興味がある」訪問者だ。
訪問者が検索エンジンで「有料 Web セミナー」と入力したなら、自社のページと訪問者の要望は一致し、申込を検討するのではないだろうか。したがって、目的達成のためのキーワードは「有料 Web セミナー」と想定できる。
しかし、実際には、「有料 Web セミナー」での検索はほとんどない。「有料 Web セミナー」と入力するよりも「Web セミナー」というように「有料・無料」を断定しない、広義に意味の取れるようなキーワードで検索する人の方が多い。また、「ウェブ セミナー 費用」などのように運営側では想定できないキーワードが存在する。
SEO 効果向上を考えるならば、目的達成という視点だけでなく、訪問者がより多く使用するキーワードを考える必要がある。