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中西 由里
(夫婦問題カウンセラー)

閲覧数順 2016年12月06日更新

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飲むか飲まれるか!?酒との健康的な付き合い方(7)

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(続き)・・酒そのものを、もっと健康に良いものに変えてしまうという方法もあります。様々な野菜や果物、ハーブ、種子などをアルコールに一定期間漬け込み、植物の有効成分をアルコールに抽出させて飲用するという「薬膳酒」の手法です。

これは漢方の考え方から生まれたもので、中国などでは古くから医療用に活用されています。日本でも最近ブームになっている梅酒などは、典型的な薬膳酒の一例です。植物には数々の有効成分が含まれていますが、アルコールによって効率的に抽出される成分も多いのです。

薬膳酒は家庭でも簡単に作ることができます。材料としては黒ゴマ、黒豆、しいたけ、ラベンダー、パセリ、トマト、しょうが、シソ、ミカン、リンゴなど、身近な旬の食材を用います。アルコールは果実酒用のホワイトリカーや焼酎、ウォッカなどの強めの酒を使います。

これらの材料を広口の大きめの瓶に合わせて入れ、材料によっては砂糖やレモン、ワインなどを加えます。漬け込み期間も材料によって異なり、1週間から2ヶ月間の間です。出来上がった後はある程度の期間は保存が利きますが、できれば1ヶ月くらいで飲み切ってしまうようにします。

飲む量は年齢や体質、アルコールへの強さによって異なりますが、ほろ酔い加減に留めておきましょう。健康のために飲むはずの薬膳酒を、飲みすぎてしまって健康を害しては元も子もありません。あくまで健康のために、というスタンスが大切です。

薬膳酒には工夫が必要です。材料によって効能が異なり、体質や体調によって使い分けることが大切です。元々漢方の考え方でも陰陽や虚実といった体質の違いに着目し、その人の状況に応じた使い分けをすることを推奨しています。

例えば物忘れや抜け毛などの対策には「黒ゴマ酒」、不眠、肌荒れ対策には「ラベンダー酒」、消化不良や風邪をひきやすい人には「しょうが酒」、イライラ感やうつ気味に人には「しそ酒」、といった適応が挙げられます。

よくお酒を飲む方も、時には一般のお酒ではなくこのような薬膳酒を少量飲んでみて、健康によい飲み方というものを心がけてみるとよいでしょう。但し妊婦さんはたとえ薬膳酒であっても、胎児に対する悪影響が懸念されますので、止めておいた方が無難です。

このように酒というものは危険な側面が多々ありますが、人類は「お酒の文化」を築いてきたのも事実です。より健康に、健全に飲むことを追求し、よりよい「酒飲み」になることが、さらにお酒の文化を発展させる基本的な考え方ではないかと思われます。
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