今までのアパマンの常識
■いい建物をつくれば満室になる
■いい業者に管理を委託すれば安定経営ができる
■いい建設会社に依頼すれば安定経営ができる
■家賃保証さえあれば絶対安心だ
↓↓
これは全て迷信です
アパ・マンはエゴから入ると失敗する
■アパマンの企画はエゴから入ってはいけない
■入居者のプライオリティーが一番高いのは「家賃」である
得られる家賃から事業費を決めることが重要!
その事業費の範囲内で企画をすれば失敗はない!
アパ・マン経営を成功させる4要因とは?
1.事業収支計画、設計、施工までの企画
2.ファイナンスの知識
3.事業化・運営に必要な税務の知識ノウハウ
4.安定経営を続けるために必要な管理ノウハウ
アパマン経営の成功は企画で80%が決まります!
購入する場合は、購入する物件次第で成功が・・・
企画のプロセス
1.ヒアリング、物件調査で開発の目的、需要調査などを行う
2.簡易事業収支判定を行いプランニングの方向付けをする
3.詳細な事業収支をもとにベストなプランニングを煮詰める
4.施工業者と借入先の選定を行う
企画でチェックすること
□土地を活用する目的は何か? 相続? 有効利用?
□いつまでに完成させたいのか? それはなぜか?
□建主は誰か? 土地所有者か? 相続人か? 法人か?
□入居者の家族構成、年齢層は? 現在、他に借入れがあるのか?
□そもそも需要があるのか? 人口は? 世帯数は? ライバルは?
□どんな間取りがいいのか?
□どのくらいの規模のアパ・マンが建設可能か?
□建物の構造は? 建築コストは?
□収支はどうなるか? 安全な範囲は?
□工期は? 完成は?
□どんな設備、仕様にしたらいいのか?
□借入れができるか? 金利は? 自己資金はあるか?
物件情報の収集
土地の概要
■公図、地番
□測量図
□登記事項証明書(権利形態、所有権)
■用途地域、建ぺい率、容積率(都市計画法、地区計画、開発指導要綱など)
■接道状況、間口、道路種別
■路線価格
■上下水(水道の納付金、給水負担金、本下水完備?)
(■は企画の際に必ず必要になる項目/事前準備)
建築基準法のチェック
□前面道路の幅員による容積率確認
□セットバック
□道路斜線、隣地斜線、北側斜線
新築時にかかる費用
本体工事費
■建築費(設計料等含む)
■解体費
■外構工事費(詳細が決まっていなくても概算金額は見積もる)
諸経費
■保存登記料 (0.4%)
■抵当権設定料 (0.4%)
■不動産取得税
■司法書士手数料
■期中金利 (建物完成までの工事代金借入れに関わる金利)
■消費税
■印紙税
■水道納付金、開発分担金など(予備費も計上する)
次回は、2.アパ・マン事業収支簡易判定について
金持ち大家さん(R)実践塾