アクセス解析物語part2：スタイリッシュ編

アクセス解析物語 2009-12-22 20:40

アクセス解析物語part2：スタイリッシュ編

環の小坂です。

本日の主人公は施工会社の次郎さん。

次郎さんは「ごきぶりほいほい」の製造販売を行っています。
次郎さんの作るごきぶりほいほいはすごいです。

あっという間にゴキブリを死滅させます。

さて、そのパッケージ。
ごきぶりのいないきれいな空間をイメージしてもらおうと
・きれいな飲食店
・きれいな事務所
・きれいな家
を元に作成しました。
さらに写真の加工や装飾をして、ウェディングや
高級ホテルとしても通用しそうなパッケージです。

このごきぶりほいほいをホームセンターで販売します。

性能はいいし、イメージはいいし、売れるだろうな。
と期待していました。

ところが、、、
「さっぱり」売れません。

何ででしょう？

・そもそもごきぶりほいほいの強力なものを必要とする人は
　一匹でも出たら困る飲食店・ホテルなどです。
　そこへのアプローチ手段にかけていました。
・ごきぶりほいほいを探す際ですが、「茶色」「水色」の
　パッケージが多いです。
　蚊取り線香なんかもそうです。
　ですが、それとは似て似つかぬデザインであるため、
　気づきにくいです。
・特徴も打ち出しにくいです。
　
ということで、売上はさっぱり。
本来は通りかかった人が「そういえばごきぶり見かけたな」と
気づくようなパッケージで、強さを強調するなど必要ですし、
飲食店・ホテル相手であれば、そのような販路で販売する必要があります。

外れました。

どうですか？
こういうホームページも多いです。
妙にきれい、どんな特徴が見えにくい。
ページに入ってわかりにくい。

その結果
・ターゲット層は来ない
・ターゲット以外の人には理解できない
ウェブサイトが出来上がります。

こんなウェブサイト多いです。

アクセス解析の直帰率や
集客のキーワードなどを解析し、導線を考えた上で
デザインをする必要があります。

きれいでスタイリッシュであればいいとは限りません。
きたないラーメン屋の方が妙にきれいなラーメン屋より売れるのと同じです。

売れるホームページ作成会社「環」