- 野平 史彦
- 株式会社野平都市建築研究所 代表取締役
- 千葉県
- 建築家
対象:住宅設計・構造
でも、現場は動いているので、せめてこれだけはUPしておかなければね?
「大きな木の下の家」のベタ基礎の配筋もほぼ終わり、ホールダウン金物の取り付けが行なわれている。
これは地震時の柱の引き抜きを防止するためのものだが、阪神淡路の大震災後の法改正で義務付けられたものである。
筋交いの入る部分には大方、大きな引き抜き力がかかるのでこのホールダウン金物が出てくるが、筋交い金物と干渉する位置に設置しなければならないことが多いので、芯からずらせた位置にセットする。
現場では図面通りにセットしていくが、今回、現場を見て2カ所おかしな所に気がついた。計算書を確認すると、やはり必要な箇所に入っていなかった。図面記載漏れである。
こういうミスは勿論避けなければいけないが、人間のすることだから、やはりミスはある。だから現場はいつもちゃんと見ておかなくては、、!