罰則を解説(2) 廃棄物処理法第25条 - 企業法務全般 - 専門家プロファイル

尾上 雅典
行政書士エース環境法務事務所 
大阪府
行政書士

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閲覧数順 2016年12月05日更新

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罰則を解説(2) 廃棄物処理法第25条

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コンプライアンス 廃棄物処理法の罰則
 廃棄物処理法第25条は、廃棄物処理法の中で最も重い罰則を定めています。
 具体的には、「5年以下の懲役若しくは1,000万円以下の罰金、またはこれの併科」という刑罰です。

 廃棄物処理法第25条違反の罪となる行為は

・廃棄物処理業の無許可営業
・行政からの命令に違反(「事業停止命令」や「措置命令」など)
・無許可業者への処理委託
・廃棄物の不正輸出
・廃棄物の「野焼き」や「不法投棄」


廃棄物処理業の無許可営業


 無許可業者が無責任に産業廃棄物処理をされてしまうと、産業廃棄物処理システムの根幹を成す「許可に対する信頼」が成り立たなくなってしまいますので、無許可営業は、最も重い罰則によって、厳に禁止されています。


行政からの命令に違反


 行政からの「事業停止命令」や「措置命令」とは、緊急かつ重大な必要性があるときに発せられるものですので、命令が遵守されなかった場合の罰則を規定することで、それらの命令の遵守を担保しています。


無許可業者への処理委託


 無許可業者に産業廃棄物の処理を委託した者は、「無許可営業」の場合と同様、「許可に対する信頼」を自ら破壊していますので、重い罰則の対象となっています。この違反は、排出事業者が特に注意すべき内容ですので、委託契約やマニフェストの手続きの際には、必ず、相手方業者の許可内容を確認するようにしてください。


廃棄物の不正輸出


 廃棄物を国外に輸出する場合は、環境大臣の確認を受けることが必要となります。それを受けずに、あるいは不正な方法で確認を受け、国外に廃棄物を輸出すると重い刑罰で処罰されます。


廃棄物の不適切な処理


 廃棄物の不適切な処理とは、廃棄物を「不法投棄」したり、「野外焼却」したりすることです。いずれの行為も重い刑罰で処罰されます。特に、「不法焼却」は安易に行われがちですので、絶対にしてはいけない行為と認識しておきましょう。



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 著書 「最新産廃処理の基本と仕組みがよ〜くわかる本」