今は、高齢者としゃべったことのない若手。女性と語る機会のない男性。
子どもに触れたことのない大人。などなど。
経験のないことは、情報で補うしかありません。
研修は、それができる場なのです。
よい仕事はよい経験と情報、そしてそれの取り出し方がうまくいって初めて成り立つものではないでしょうか?
叱責、責任論、気合、悪くはありませんが、それだけは何も生み出されません。出したいなら入れなければ無理。簡単な理屈です。
それどころか、叱責だけで恐怖政治系の経営管理手法を続けていると、感情の動物である人間はやがて摩耗し、疲弊し、労働生産性が下がります。退職に結び付けば、また採用コストがかかります。
研修でインプットした分、アウトプットしてもらう。コミュニケーションをよくして、組織風土を浄化し、労働生産性を上げる。
コミュニケーション系の講師は、精神論を言うだけの人でなく、実は究極的には、労働生産性への寄与にコミットしているのです。社員、職員に、適切なインプットを行い、それでうまくいかなければ他の方法を考えていきましょう。
つづく
このコラムの執筆専門家
- 藤田 潮
- (パーソナルコーチ)
- and Cs 代表
「傾聴力」が高まった職場では、組織の実力が劇的に変わります
「正しく聴ける力=傾聴力」を高めることにより、コミュニケーション能力が向上し、人間関係において、望ましい関係を構築することができます。コーチングの手法を用いた「人を伸ばす」研修により、個人の成長と企業の成長を支援しています。
「【研修をお勧めします】」のコラム
社員を活かすにはインプット(2009/12/10 12:12)