おはようございます、会場の外でも体験できるものが多数。
昨日からの続き、孫子の兵法について。
次のようなことについても触れられています。
・戦闘は開始前に勝敗が決まっている
戦うべき場所、時間、状況など、そういった要素について
きちんと準備をした上で戦闘を始めることの重要性です。
ただ、こういった準備を整えることが出来るのは所謂
大きな組織に限られるかと思われます。
ということは、小企業が取るべき手段は
・大手が準備できない戦場で戦う
ということになります。
これが昨日も触れたゲリラ戦ですね。
ただ、ゲリラ戦にしても日頃の鍛錬は必要不可欠です。
自分の武器を磨き上げた上で、大手が簡単に手を
伸ばせないような戦場で不意打ちを仕掛けるわけです。
私個人を例に出せば
・地元の一般主婦の方を対象にしたセミナー
・地元FMラジオ局への出演
こんなのが該当します。
大手事務所の顧客は、比較的大きな企業や都心にある
企業が中心になっています。
また、当然ながら職員の人数も多いことから少し変わった
業務をしようにも、そうそう簡単に身動きは取れないのですね。
「地元」や「主婦」「ラジオ出演」といった少々毛色の変わった
業務に進出すると、そこに競合税理士は存在しないのです。
大手と正面切って戦わないで済む戦場を探すことは、
国内企業の大多数を占める中小零細企業にとって
必要不可欠な要素になりつつあります。
この項、明日に続く。
いつもお読み頂き、ありがとうございます。
このコラムの執筆専門家
- 高橋 昌也
- (税理士)
- 高橋昌也税理士・FP事務所 税理士
「税務×経営コンサルティング」の複合サービスを提供します
節税だけ考えていては事業の根幹が危うい時代。当事務所は、税務・会計はもちろん、マーケティングや経営戦略提案にも強みを発揮。とくにキャッシュベースの経営を重視し、小規模事業体が「いかにキャッシュを毎月手元に残すか」のアドバイスを行います。
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