ロックオンとロックアウト - 対人力・コミュニケーションスキル - 専門家プロファイル

宮本 ゆかり
マイウェイネットワーク 
ビジネススキル講師

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閲覧数順 2024年04月24日更新

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ロックオンとロックアウト

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夢を実現する力 うまくいく人の本質を学ぶ
先日、東京で株式会社レバレッジ主催の『こだわりアカデミー』という勉強会に参加しました。
ここでは同社社長の只石さん〔通称“こだわり社長”〕の講演を聴いたのですが、そこで最も印象的なキーワードが『“ロックオン”と“ロックアウト”』でした。

まず字のごとく解釈すると、
“ロックオン”とは・・・思い込みとか、決めつけのこと。
“ロックアウト”とは・・締め出し、シャットアウトのこと。

これが、私達の日常で無意識のうちに展開されているというのです。

例えば、こんなことがありませんか?

毎日、通勤で歩く道のり。
同じ道を通っているのに、ある時、ふと、道端のとある一画がさら地になっていることに気づきます。
「あれっ、ここって以前、何が建ってたんだっけ?」
毎日、同じ道を通り視界に入っているはずなのに、工事が行われていたことにすら気づかずにいた自分。
これが“ロックアウト”の状態です。
つまり、この土地にあった建物のことは、自分にとって意識にも留めない、締め出しの存在だったということです。
一方、もし、この建物を見ながら「いつか会社を興してこの物件に入居したい」と思っている人にとっては、“ロックオン”の状態にあることになります。

ロックオンとロックアウト。
無意識に行われているこの行為は、使い分けられているからいいのです。
ロックオンの状態になっていると、いろんな情報が目に留まります。
だからといって、そればかりがいいわけではありません。
ある統計によると、私達が1日のうちに目にする広告情報は8000もあるといいます。
それらすべてが飛び込んできてしまったらどうでしょう?
混乱して脳も神経も疲れてしまいますよね。
だから、ロックアウトによって、自分の中に入ってこないこともまた必要なのです。

但し、実現したい夢や目標があるのなら、それに向かって、意識的にロックオンすることが大切です。

最近、巷では『引き寄せの法則』という言葉がはやっているようですが、引き寄せるとは、まさにロックオンの状態だと思うのです。
「こうなりたい」「あれを成し遂げたい」という願望を明確にして意識しているからこそそれを達成するために必要な情報が目に留まる。
それはあたかも、自分が引き寄せているかのように感じるのではないでしょうか?

ロックオンとロックアウト、自分の生活の中でうまく使い分けていきたいものです。