長期優良住宅を考える 8/8 - 住宅設計・構造設計 - 専門家プロファイル

鈴木 克彦
株式会社マクス 代表取締役
建築家
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長期優良住宅を考える 8/8

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住宅に関する最新情報 長期優良住宅とは
「長期優良住宅を考える」シリーズのコラム、最終回です。


今までのシリーズをまとめますと、

・長期優良住宅は、「長持ちする家」について国が定めた新しい基準(第12回

・必ずしもそれが良い家の証、とは言い切れないが、
 その基準により、一定水準を満たす性能の良い家となる(第36回

・長期優良住宅は、建物の性能アップと書類作成の費用の分、
 建築費がアップする(第45回

・長期優良住宅の税制面での優遇は、共働きや高額所得者など、
 所得税を多く支払っている人でないと最大限受けるのは難しい(第4回

・今後長期優良住宅の認定を取らない場合、資産価値減少リスクが無い
 とは言い切れない(第6回

・今だけ国から200万円の補助金が貰える長期優良住宅先導的モデル事業
 という制度がある(第7回

でした。

というわけで、せっかくだから、この200万円の補助金を貰おう!
というお話しです。


でも、そもそも200万円も貰える割には、
「そんな美味い話、あまり聞いたことがないぞ?」
という方も多いのではと思います。

その理由は、国の「事業」なので「予算」が決まっているためです。
前回の第7回でご紹介しましたが、寄せられた多くの先導的な提案毎に、企業や団体に、棟数の限度枠が割り当てられています。

大手ハウスメーカーは、みんな先導提案が採択されていますが、例えば年間数千棟やっている会社に、数十棟割り当てられても、同じハウスメーカーから同じ商品を買っているのに、ある人は200万円も貰えて、その他の人は何も貰えない、では甚だしく不公平なため、ハウスメーカーでは積極的にこの200万円の件を宣伝できないというのが実情のようです。

また、私ども含め、小さな地元工務店では、単独での提案・採択に漕ぎ着けるのは、ほとんど不可能(やってる凄い会社もありますが)。

ですから、誰でも200万円貰える家を建てようと思っても、簡単に出来る、
というものでもありません。
だから、宣伝する会社も少なく、あまり聞いたことがないのだと思います。


私どもマクスでは、参加している「町の工務店ネット」で、参加工務店の共同提案、と言う形で採択を受けておりますので、この先導モデルの家に取り組んでおります。


ブログでは毎日現場風景をアップしておりますので、
【富士市】長期優良住宅先導モデルの家の現場風景も是非ご覧下さい。

鈴木克彦 『頑張れ四代目日記』 より


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施工:株式会社マクス