Web戦略 #2 〜 最適化 - ITコンサルティング全般 - 専門家プロファイル

谷口 浩一
株式会社チームデルタ 代表取締役
千葉県
Webプロデューサー

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閲覧数順 2024年04月19日更新

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Web戦略 #2 〜 最適化

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サイトプロデュースの現場から 戦略立案
Webプロモーションにおいて、複数の事業を1サイトで扱い、そのどれにも集客を望むのは、現状においては至難の業です。
SEO対策の有益性をより高めるために、サイトの専門性を高めることは重要です。
1サイト、1テーマが理想なのは明白なんです。

だから、4つの事業を抱える僕のクライアントのWebプロモーション、SEO対策にとって、サイト分割、ドメイン分割(サブドメイン化)の選択は常道だったのかもしれません。


こんにちは。
チームデルタの谷口です。


ですが、僕はあえてドメイン分割を採用しませんでした。
なぜなら、それ以上の成果を挙げる他の方法を思いついたから(笑)。

というのが前回までのお話


実は、ドメインの分割には大きな欠点があります。

1つは、バックリンク、インデックスで得ていた評価を失った後、再評価まで時間を要すること。
2つ目は、分割により、1サイトのボリュームが落ちることとそれによる評価の低下。
1つ目は、時間が解決してくれますが、2は如何ともしがたい。
特定事業の特定ターゲットを集客することにおいて、その力は確実に低下します。

これらをカバーしつつ、分割のメリットを享受するためには、分割後の各サイトが相当量のコンテンツを維持
できる、または、スピードを伴って着実にコンテンツを増量する目処が立っていることが必須なんです。
ですから、この方法は、大きな組織、あるいは、相当の情報量を生み出せる組織以外には向きません。

また、今回の僕のクライアントは視覚的に見せる情報が圧倒的に多いという、SEO対策上、不利な特性を持っていました。
また、分割でメリットを見いだせる上記条件を十分に満たしているとも言えませんでした。


こうした諸条件を考慮し、分割のダメージを回避し、諸々の欠点や特性を補完するために僕が選んだのは、1つのサイトによる、テーマの分割でした。
複数のテーマを1サイトに抱えることのデメリットをカバーするため、より精細なキーワード候補選別と階層化の徹底、そして、マーケティングを強く意識した戦略的なタイトル付けを含めてね。

トップページにおけるSEO対策は、前回紹介した4つの事業の中でも主要事業のターゲットたるA+A'のみに絞りましたが、その代わり、各テーマグループ毎の役割の明確化とそれに基づいたコンテンツ構成と作り込みを推し進めようと考えたわけです。
テーマトップを他サイトのトップページに負けない2階層ページに仕上げようと思ったわけですよ(笑)。


成功するWeb戦略とホームページ制作のチームデルタ
谷口浩一