- 荒川 雄一
- IFA JAPAN 株式会社 代表取締役社長兼C.E.O.
- 東京都
- 投資アドバイザー
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対象:お金と資産の運用
今日から、三連休という方も多いのではないでしょうか!?
場所によっては、今が“紅葉”の見ごろというというところもあるようですので、行楽地は混みそうですね。
さて、政府はついに3年5カ月ぶりに、「デフレ」を認定しました。
国内景気は持ち直しつつあるものの
1.消費者物価指数の下落
2.名目成長率が2四半期連続で実質成長率を下回った
3.需要から潜在的な供給力を引いた「需給ギャップ」のマイナス拡大
の3点を指摘しました。
くしくも、前日の19日、OECD(経済開発機構)は、世界経済の経済見通しを発表しました。
2009年は、“−5.3%”と主要先進国で最大のマイナス成長の日本ですが、2010年は、“1.8%”成長の予測となっています。
ただ、OECDの予測でも、日本は“デフレ”が継続すると警告されています。
デフレによって、一時的には“モノ”の価格が安くなり、消費者の“懐”にはありがたいことですが、それによって、
企業収益悪化→個人の給与所得の低下→需要減少→更なる物価下落
といった“デフレスパイラル”に陥ることになりかねません。
また、“モノの価値”が下がることによって、消費は安い金額で済む半面、「借金額」は減るわけではありません。
所得が減少する中、「借金返済」の“負担率”は高まっていくことになります。
これは、個人のお財布はもちろんですが、ただでさえ、返すあてのない「日本の借金」の“負担率”が上昇することにつながります。
とはいっても、楽観的に消費をする国民性でない「日本人の消費行動」を考えると、このデフレを止めるのは、そう簡単なことではないといえます。
結構、“深刻”です。
“1000円ジーンズ”、“一万円スーツ”で、喜んでばかりも、いられないということですね。
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それでは、良い連休となりますように!
このコラムの執筆専門家
- 荒川 雄一
- (東京都 / 投資アドバイザー)
- IFA JAPAN 株式会社 代表取締役社長兼C.E.O.
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