真鍮とは - エクステリアデザイン - 専門家プロファイル

江藤 繁
有限会社エストア 代表取締役社長
エクステリアコーディネーター

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対象:エクステリア・外構

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閲覧数順 2024年04月23日更新

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真鍮とは

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エクステリア事情(外構関係) 素材について
真鍮は「真中」「黄銅」とも書き、
金に似た美しい金色の金属です。

建築資材では、神社仏閣などで装飾金物が多く使用されてきました。
現在では装飾金物以外に弊社で取り扱っている
照明器具表札切り文字などで見ることが出来ます。

また、金色の管楽器を集めた演奏形態をブラスバンドと言いますが、
これは真鍮の英語(Brass)に由来しています。

適度な強度を持ってはいますが、
鉄の釘などから見ると柔らかい部類に入る金属です。

そうした柔らかさを克服するために他金属に真鍮メッキ加工することで硬度を増し、
商品展開しているものもあります。

真鍮メッキ加工品は、硬さは補えてはいますが、
メッキが剥がれたり黒ずみが取れ難かったりと、
劣る点が見受けられます。

真鍮は時間経過と共に次第に黒ずんでくる特性があり、
アンティークの風合いを好まれる場合には、
鮮やかな金色よりも黒ずんだ真鍮を楽しまれます。

この黒ずみは金属磨き(コンパウンド)などで磨きますと
最初の鮮やかな金色を蘇らすことが出来るので、
アンティークな風合いと新品なイメージの両方を楽しむことも出来ます。

黒ずみは酸化被膜なので防錆効果が期待出来、
着色技術も十分に対応出来ますが、
アルミニウムの方が扱いやすいため、
エクステリア業界に於ける商品展開は限定的となっています。

仕上げの仕様では、鏡面仕上げやヘアーライン加工の製品が多く、
着色加工製品はほとんど見ることが無く真鍮独特な金色となっています。
※鏡面仕上げ:鏡の様に姿を映すことが出来る仕上げ
※ヘアーライン加工:細い刷毛跡を一定方向に入れた仕上げ(ステンレスにて説明済)