- 岩川 昌樹
- FPブレーン株式会社 長期投資専門FP
- 千葉県
- ファイナンシャルプランナー
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043-306-5800
対象:お金と資産の運用
アメリカにとても有名な投資信託があります。
設定当初の1963年に100万ドルを投資した人は、1999年末に17億ドル(1700倍になった計算になります。)特に1980年〜92年の間は年率複利収益率29%という驚異的な運用成績を記録しました。
これだけ上昇率の良い銘柄であれば、投資した人のほとんどが利益を得たと思います。
しかし、意外なことにこのファンドの保有者の多くは損をしたというのです。
保有者の多くは上昇時に購入し、一時的な下落時にパニックに陥り売却してしまったそうです。
ファンドの平均保有期間は、僅か7ヶ月だったそうです。
タイミングを無視して、『始められるか』どんな場面でも『じっと待てるか』が資産を殖やす上で「カギ」となるのです。
「今は資産運用を始めるタイミングではない」
「円安傾向なので今が買い」
「もっと下がりそうだから、損失でも売る」
などの短期的なタイミング、相場観に頼ることと、長期的な収益を追求することは全く異なります。
つまり、「収益の高い商品を探すこと」や「タイミング」を計ることよりもっと大切なことがあるんですよね!
このコラムの執筆専門家
- 岩川 昌樹
- (千葉県 / ファイナンシャルプランナー)
- FPブレーン株式会社 長期投資専門FP
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