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柴垣 和哉
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閲覧数順 2024年04月19日更新

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国内株式の期待リターン

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くらしを守るマネー管理術 FP森本直人は、こう考える
2007年頃は、過去の平均値から、国内株式の期待リターンは、
年7%程度とする資料をよく見かけました。

この点については、私が参加しているFPの勉強会でも、
懐疑的な意見が出ていたことを思い出します。

もちろん、国内株式が、これからどう動くのかは、
誰にも分かりませんが、年7%の根拠とされた同じ期間で
平均値を取ると、国内債券の期待リターンも年6%程度となり、
現在の長期金利1.4%と比べ、かなりの違和感があります。

思うに、資産運用は、過去のデータも大切だが、
あくまで、自分の頭で考えること、想像力、アイデアが、
何より大切だ、という教訓を、ここ数年のマーケットからは、
与えられたのではないでしょうか。

あと、当時、よく言われていたのが(今も言われている?)
とにかく販売手数料や信託報酬などのコストが安いことがよいことだ
とする意見です。

確かに、無駄にコストが高いとすれば、それは問題ですが、例えば、

2007年の春に、コストが一番安いという理由で、
日本株のETFに投資をした人と、

2009年の春に、タイミングが良いという理由で、
日本株のアクティブファンドに投資をした人では、

今の時点で、事実として、天と地ほどの差が生まれています。

ちなみに、アクティブファンドは、相場の上昇局面で、
インデックスを上回るものが多いという傾向があります。

申し上げたいのは、少なくとも、ここ数年のマーケットでは、
どのファンド(銘柄)を選択したか、ということよりも、
2007年の春から国内債券や流動性資産を含むポートフォリオを組み、
2009年の春に株式型への追加投資なり、リバランスが出来たかどうか、
が、事実として、明暗を分けたということです。

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