おはようございます、あぁ晴々しき船出よ!(海風が寒い…)
昨日からの続き、借入金の繰り上げ返済についてです。
資金繰りの観点から繰り上げ返済を検討してみます。
繰り上げ返済によって起こる事象を端的に説明すると
・支出を早めることで全体での支出を減らすことができる
ということになります。
これを少し言い換えると
短期的には支出総額が増加するが、合計では減らせる
とでもなります。
この前半部分が問題なのです。
資金繰りの鉄則として
・収入は早く、支出は遅く
というものが挙げられます。(これは自著でも繰り返し指摘しています)
繰り上げ返済によって起こるのは、資金繰りの鉄則である
・支出は遅く
に逆行する行為なのです。
その代償として支出の総額が減少するわけですが、その減少額が
問題です。
この項、明日に続く。
いつもお読み頂き、ありがとうございます。
このコラムの執筆専門家
- 高橋 昌也
- (税理士)
- 高橋昌也税理士・FP事務所 税理士
「税務×経営コンサルティング」の複合サービスを提供します
節税だけ考えていては事業の根幹が危うい時代。当事務所は、税務・会計はもちろん、マーケティングや経営戦略提案にも強みを発揮。とくにキャッシュベースの経営を重視し、小規模事業体が「いかにキャッシュを毎月手元に残すか」のアドバイスを行います。
044-829-2137
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