同じ注意を何度も言われる・・・・
あなたならどう感じますか?
確かに、何度も同じ注意をされる人がいます。
そして、注意する方は何度も同じ注意をするのです。
少し変に感じないですか?
確かに、同じ注意をされるのはよくないです。
しかし、注意するほうも同じように注意する。
注意の仕方に工夫が無いと思います。
「○月○日までに伝票を出すように」指示してもそれが出来ないと、
「前も同じことを言ったのに何で出来ないんだ〜」とまた同じことが繰り返される。
ずーと同じことの繰り返しです。
人は同じことを言われると、それが習慣化していきます。
また、その行動が強化もされていきます。
この連鎖を断ち切ることが重要です。
ポイントは2つです。
1つ目は、指示の出し方を変えるのです。
伝票などは締切日の2日前に出す様に指示するや、
「途中での進捗を見たいから、締め切りの4日前には一度目を通させてくれ」
と途中の指示を出す。
など等、同じことを言うのではなく「違う言い回しをする。」事も重要です。
同じ仕事を指示するのでも、違う言い回しや違う人からの指示だと案外問題なく
出来る事が多くあります。
指示を出す方が、少し言い回しを変えるだけで違う結果になります。
2つ目は、日頃から認める行為をしておくことです。
同じ失敗を繰り返す人はよく叱られています。
日頃から叱られていると言う事は「叱られる」という行為に慣れています。
だから失敗して叱られても平気な人が多いです。
日頃、業務で接している時に小さな成功や出来た事を「誉める」のです。
これは効果があります。人は認められると嬉しいものですから・・・
もちろん、業務が問題なく遂行できた時も「誉める」事はしてください。
何度注意しても改善されない人に対する対策として
1、言い回しを変える
2、日頃から認める働きかけを行なう
の2つが効果的です。
要するに、指示する側が工夫する必要があると感じます。
感謝