2007年5月27日asahi.comより
一部抜粋〜
生命保険各社の保険金の不払いにからみ、加入者本人への「がん告知」の問題が浮上している。生保の一部は告知を受けているかどうか確認するシステムを導入しないまま「告知になりかねない」ことを不払いの「言い訳」にしていた。システムを導入しているところも事務処理のミスなどから大量の不払いが発生していた。大手生保はようやく重い腰を上げ、対策を打ち始めている。
本人が、がんと告知を受けないまま入院した場合、本人は入院給付金の請求はしても、特約の保険金までは請求しない。本人にがんだと気付かれずに保険金を受け取るには、代理人に指定された家族が保険金を請求する方法がある。ただ、入院給付金とは別に請求書を出す必要があり、請求しないままになっていることも多かった。生保側は医師の診断書などから、がんによる入院だと知りつつ、請求がないことを理由に放置し、請求するよう案内することすらしないケースが目立った。
大手生保4社のうち、第一生命と住友生命は、そもそも加入者ががんの告知を受けたかどうか確認するシステムを作っていなかった。
一方、日本生命と明治安田生命は、誰が告知を受けたのか、分かる仕組みにはなっていた。
にもかかわらず不払いが発生したのは、日本生命の場合、「診断書の中身を見落とすといったミスが多い」という。医師が使う略語や専門用語を列挙した点検表を作り、チェックを強化した。
大村が思うところは、医師の診断書の記入にしても字が読みにくいということも保険会社が判断しにくいところもあると思います。そして、もっと問題は・・・・・
次回に書きたいと思います。
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このコラムの執筆専門家
- 大村 貴信
- (ファイナンシャルプランナー)
- イーエフピー株式会社 ファイナンシャルプランナー、相続FP
保険の目的は給付をもらうこと。だから一生のお付き合いをしたい
「保険は人間の気品の源泉である」と福沢諭吉先生が「西洋事情」という著書で紹介された保険は、誰かの役に立つ・愛のある商品です。貴い真心とゆうきをもって夢に向かってお客様と一緒に保険を設計してまいります。