- 荒木 勇
- 株式会社アラキ工務店 代表取締役
- 京都府
- 工務店
対象:リフォーム・増改築
- 木下 泰徳
- (アップライフデザイナー)
- 溝部 公寛
- (建築家)
あるお住まいを解体したときの写真です。
築40年と比較的新しい建物ですが、
左の写真を見ると、
・廻縁を入れるために柱を大きく欠損している
・金物がほとんどない
・火打ちが入っていない
という事がわかります。
右の写真をみると、
・配管のために、必要以上に土台を欠いている
という事がわかります。
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古い建物の場合、今に比べて建築基準法がゆるやかだったため、耐震補強面では大工さん任せの部分が多々ありました。
でも、ちゃんと施主さんがついていると、お客さんの顔を見て仕事するので、見えないところも手を抜かないことが多いです。
一方建売の場合、大工さん次第で、悲しい施工になることもあります。
仕口など、「木殺しをして収める」のが良い仕事とされていますが、
そんな面倒なことをしても、だれも喜んでくれないとしたら、やらないです。
ぱっぱっと収められて早く仕上げないと損って思っちゃいがちです。
残念ですね(
_")
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