JALの決算書は。。。【企業経営】 - 会計・経理全般 - 専門家プロファイル

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JALの決算書は。。。【企業経営】

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JALの決算書は。。。【企業経営】

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経営再建方法について、毎日のように報道されているJALですが
その決算書には、どんな特徴があるんでしょうか。。。

日本を代表する旅客・運送業の他社の決算書と比較して
ポイントを探ってみましょう。

比較対象は、以下の通りです

JALの平成21年3月連結決算書
http://eir.eol.co.jp/EIR/View.aspx?cat=tdnet&sid=705118
ANAの平成21年3月連結決算書
http://www.ana.co.jp/ir/kessan_info/kessan_tan/pdf/tan_090430.pdf
JR東日本の平成21年3月連結決算書
http://www.jreast.co.jp/investor/financial/2009/pdf/kessan_01.pdf
日本郵船の平成21年3月連結決算書
http://www.nyk.com/release/dbps_data/_material_/NYKCOM_JAPANESE/20090427.pdf
日本通運の平成21年3月連結決算書
http://www.nittsu.co.jp/about/pdf/2008kessantanshin.pdf

詳細データに興味ある方は、上記URLで実際の決算短信を
ご覧ください

まず、短期的な支払能力を示す指標である流動比率は
JAL 75% ANA89% JR東日本 48% 日本郵船 86% 
日本通運 120%となっています。

この指標の結果だけで見るとJALよりもJR東日本のほうが
短期的には資金繰りが厳しい会社という結論になります。
流動比率は、一般的に100%を超えていなければ資金繰りは
厳しいと判断できます。

従いまして、日本通運以外の各社は程度の差はありますが
いずれも厳しい会社だと言えます。
例えば今回話題となっているJALは、平成20年3月末から平成21年
3月末までの一年間で、会社の現預金残高は約2000億円も減少しています。

今回の報道でも2000億円の緊急融資が報道されていますが
それは、昨年一年間で使い果たした金額です

さて、次に長期的な健全性を示す固定長期適合率ですが
JAL130% ANA110% JR東日本120% 日本郵船 84%
日本通運 75%となっています。

この比率は、100%を下回るほうが健全であると考えられています
JR西日本は、民営化の際に旧国鉄から引き継いだ資産があるので
それらを削除すると100%を下回るようです。

以上から考えると、日本の航空2社は短期的にも長期的にも健全とは
言えないようです。

JAL,ANAの2社は自己資本比率も20%未満という状況です。

財務指標に基く決算書の分析は、業界の特性等が
反映されるので、すべてを一律に判断することは出来ませんが
参考データとして考えることはできます。

一度御社の財務分析をしてみてはいかがでしょうか。。。
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【編集後記】
東京マラソンの抽選にはずれてしまいましたが
朝5時に起きて、ジョギング(散歩)を始めました。
さて、いつまで続くでしょう。。。
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東京マラソンHP
 http://www.tokyo42195.org/
アースマラソンHP
 http://www.earth-marathon.com/
民主党マニフェストHP
http://www.dpj.or.jp/special/manifesto2009/index.html

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