おはようございます、最近は色々なものがありますね。
何でしょう、すごく重そう。
昨日からの続き、期間損益計算に拘っていることについて。
別に私は「冒険会計に戻せ」と言いたいわけではありません。
どちらかというと、私は長期的な目標しか掲げらず、短期的な
行動指針をないがしろにすることの方に危険性を感じている
人間です。
その意味で、期間損益計算というツールは結構重要視して
いたりします。
ただ、一年という決められた期間内において損益を競うだけの
事業活動にはあまり意味がないことを知って頂きたいだけです。
最終的な目標は、個人や企業が継続的に幸せな状態を実現
できるような仕組みになっていれば良いわけです。
会計なんてのは、そのためのツールに過ぎません。
実は一年という期間が固定されたことにより生じた弊害は
企業以外にも存在します。
悪名高きお役所の「予算」というものです。
一年という限られた時間内で予算を使い切ろうとするから、
妙な支出が増えるというわけです。
必要なのは、その公共投資そのものから継続的に得られる
利潤やサービスそのもののはずです。
とある著名な経営学者の言葉を借りてこの文章を締めます。
「企業が継続的な発展を手にするためには、
期間損益計算という呪縛から解き放たれる必要がある」
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このコラムの執筆専門家
- 高橋 昌也
- (税理士)
- 高橋昌也税理士・FP事務所 税理士
「税務×経営コンサルティング」の複合サービスを提供します
節税だけ考えていては事業の根幹が危うい時代。当事務所は、税務・会計はもちろん、マーケティングや経営戦略提案にも強みを発揮。とくにキャッシュベースの経営を重視し、小規模事業体が「いかにキャッシュを毎月手元に残すか」のアドバイスを行います。
044-829-2137
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