「YASはいつ休んでいるんですか?」そんな質問をよく頂戴します。
実は私、「休む」と「仕事している」という区別がないんです。
逆に仕事をしている時も「仕事をしている」という感覚がないかも
しれません(笑)
こんな風に書くと不真面目なんて思われるかもしれませんが、「仕事
と仕事以外という区別をすることの意味がない」と考えているのです。
私は、現在44歳です。
まぁ、寿命が88歳で来るとすれば、残りは44年になります。
この時間をどのように使うかが大切なことは言うまでもありません。
ちょっと考えてみましょう。
1日6時間寝るとして、この他食事やトイレ、シャワーなど生活上必
要な時間が2時間位だとすると、これで約8時間になります。
つまり一日の3分の1に相当します。
人生の残りの時間が44年とすれば、3分の1は14年間に相当しますね。
人生の時間は限られています。
これを仕事と仕事以外に分けてしまえば、それぞれに使える時間は、
大雑把に言って半分になってしまいます。
「仕事はスーツを着て、オフィスでやるものだ」と決めてしまえば、
それだけが仕事になります。逆に「仕事はどこでもできる」と思えば
仕事に関する情報はいろいろな形で飛び込んでくるものです。
逆もまた然りです。
私は「仕事は人生を豊かにするもの」だと思っています。
スーツを着てオフィスで仕事をせざるを得ない、いわゆる「勤め人」の
方は仕事の時間を金銭的な部分だけでなく、「人生に役立つ」という
物差しで見てみたらいかがでしょうか?
辛いことは自分を磨く時間という風に考える。
問題に直面しても、「自分を磨くチャンスがやってきた。」そんな風に
捕らえられれば、気持も多少は変わってくるのではないでしょうか?
人の時間は限られています。しかも、その中の膨大な時間を仕事に使います。
ただでさえ限られた時間を「何々の時間」という風に分けてしまうのは
もったいないと思います。
<写真は仙台郊外の磊々峡の紅葉です>