私自身ゼネコン勤務時にも大型杭打ち機による工事を何度も経験しましたが、施工業者さんが提出する施工要領書をもとに工事前に作業の流れ・方法などを吟味することを行いました。
幸い事故がなかったものの、始業前点検における地盤確認などは最重要項目でした。
現場で事故が起きると工事業者はもとより、竣工後そこに住まわれる(利用される)方と被害者の間にも溝がうまれてしまいます。
平成20年11月28日以降に設計・工事監理契約が締結される場合は、その契約締結前にあらかじめ、建築主に対し重要事項説明を行うことが義務付けられています。
これは建築士と建築主間のやりとりなので、今後は施工する工務店側も建築主に施工方法がわかるような「施工要領書」を提出する時代なのかもしれません。
施主側は現場に毎日出入りする時間がなく、オールアバウト プロファイルのQ&Aにも現場での苦情的ご質問が多く見受けられます。
現場サイドからの確認不足・コミュニケーション不足から起こる事態も多いようなので、工程表だけでなく施工方法・内容も知っておくと安心できるかもしれませんね。
こちらは毎日更新中です
介護福祉建築家のブログ
このコラムの執筆専門家
- 齋藤 進一
- (埼玉県 / 建築家)
- やすらぎ介護福祉設計 代表
子育て住宅から高齢者・障がい・車椅子住宅までやすらぎの空間を
医者に外科・内科等があるように、建築士に介護福祉専門家がいてもいいと思いませんか?人生100年時代を迎えた今、子育て住宅から高齢者・障がい・車椅子住宅など終の棲家まで、ライフステージを考えた安心して暮らせる機能的な住まいを一緒に創りましょう
048-935-4350
「ちょこっとコラム」のコラム
12月度YAHOO!知恵袋への回答(2017/12/25 09:12)
11月度YAHOO!知恵袋への回答(2017/11/27 09:11)
祝上棟(2017/11/13 09:11)
10月の出張レポート(2017/10/30 02:10)
10月度YAHOO!知恵袋への回答(2017/10/23 09:10)