美容室で“仕事のデキる人”を考える - 対人力・コミュニケーションスキル - 専門家プロファイル

宮本 ゆかり
マイウェイネットワーク 
ビジネススキル講師

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閲覧数順 2024年04月24日更新

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美容室で“仕事のデキる人”を考える

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夢を実現する力 うまくいく人の本質を学ぶ
先日、美容室に行って、カットをやってもらいながら、美容師さんといろいろ話しをしました。

私の担当の女性は、この美容室のオーナー〔社長〕兼スタイリスト。

彼女とは、お客とスタイリストという関係を超えて、経営や社員教育などについて、いつも熱い議論になってしまいます。

さて、今回彼女の話を聞きながら、美容師も、ちゃんと仕事ができるようになるには、「イメージの力」が必要だなと痛感しました。


あるスタイリストは、お客さんのカットをするのに、1時間半もかかってしまうそうです。
そういう人に共通している短所は、最終ゴール〔つまりお客さんのヘアースタイルの完成形〕が頭の中に描けていない、というのです。
だから、部分・部分での対応しかできない。

例えば右側を一センチ切ったら、左側もちょこっと切ってみて、
「あれ、これじゃーおかしいなー・・・」と、
考えながら、修正しながら、プロセスのみを見つめて仕事をしているため
なかなかゴールにたどりつかないのだそうです。
〔しかも完成度も低い〕


あと、“できないスタイリスト”に共通する要素としては・・・

・勉強しない。〔本も新聞も読まない〕
  ↓
お客様と質の高い会話ができない。

・店全体の流れを見ない。段取りが悪い。
  ↓
自分の目先の仕事だけに精一杯で、周りを配慮できない。


こういう人はいずれ辞めてしまうそうです。


やはり、ある程度の技術があっても、その先は、常に自分を磨き続けていかないといけないですね。