おはようございます、古関裕而記念館の隣にあるホールで歌ってきました。
昨日からの続き、出版業界がやめるべき一つのことにつき。
どうも一連の記事や動向に関するお話を総合すると、出版業界は
いまだに「拡大傾向路線」を取り続けているように感じられます。
これもまた自著において触れたことなのですが、経営上もっとも危ないことの一つに
「無自覚に拡大していくこと」があります。
事業というものを続けていると、やはり拡大路線を取りたくなるものです。
これが本当に意図した上での成長であればよいのですが、
往々にして意図しないまま拡大してしまうケースがシバシバ。
特に怖いのは、ちょっとしたヒットを出してしまった後のフォローで
誤ってしまうようなケースです。
先日ご紹介したゴマブックスなどは、その典型例かと。
只でさえ業界全体が縮小傾向にあるのならば、その動向にマッチした
経営を出版社もしなければなりません。
「大きいことは良いことだ」という大前提を今こそ疑うべきかと。
この項、明日まで続く。
いつもお読み頂き、ありがとうございます。
このコラムの執筆専門家
- 高橋 昌也
- (税理士)
- 高橋昌也税理士・FP事務所 税理士
「税務×経営コンサルティング」の複合サービスを提供します
節税だけ考えていては事業の根幹が危うい時代。当事務所は、税務・会計はもちろん、マーケティングや経営戦略提案にも強みを発揮。とくにキャッシュベースの経営を重視し、小規模事業体が「いかにキャッシュを毎月手元に残すか」のアドバイスを行います。
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