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- 臼井 優樹
- 株式会社ユザック 専務取締役 サポート事業部門長
- パーソナルコーチ
５）チャンスをつかむ人はサポート役の助けを借りる達人
こんにちは。パーソナルコーチの臼井優樹（うすいまさき）です。
みなさんは、素直に周りの人の協力を得られますか？
自分でなんとかしなければ！と思い込みすぎていることはありませ
んか？自分で抱えすぎて、なかなか思うようにことが運ばないなんて
ことはありませんか？
特に、仕事熱心で真面目だけれど、なかなか成果が出ないという方
は、人に協力を求めること、頼ることも視野に入れてみましょう。
チャンスをつかむ人が豊富なネットワークをもつ理由
チャンスをつかみ成功している人の多くが、いろいろな専門家とゆ
るやかなネットワークでつながっています。
全て一人でやることが必ずしも良い仕事を成し遂げる上で重要な事
とは限らないことを知っています。言い換えれば、一人では成し遂げ
られないことを知っていると言ってもいいでしょう。
以前のコラムでもご紹介しましたが、大脳生理学的にも人には得意、
不得意があります。
どんなタイプが優れているということではなく、それぞれに得意・不得
意の分野を持っているため、自分と違うタイプの人と組むことで得意・
不得意をシェアすると、お互いの仕事に広がりが生まれます。
この時、自分の不得意分野をお願いする代わりに、相手の不得意分
野を引き受けられるような相補関係ができると最高です。
知人・友人に得意・不得意をカバーし合える人がいない場合は、思い
切って専門家の力を借りてはいかがでしょう。
デザインの専門家、マーケティングの専門家、様々な技術的な専門
家、集客の専門家、会計の専門家、コンサルタント、コーチなど、挙げ
ればキリがありませんが、自分の不得意な分野は専門家に任せて、
自分にしかできないことをひたすら追求する人が、最短でチャンスをつ
かんで成功していくと言って良いのではないでしょうか。
チャンスをつかんだ人の多くが豊かなネットワーク、人脈を持つのは
こんな理由からなのです。
自分にしかできないこと、専門家にお任せすることを選別する
では、どのようにして専門家にお任せする分野を選別すればいいの
でしょうか。
私のクライアントのみなさんには「自分が自信を持って取り組める分
野以外は全て専門家にお任せするに値する内容として考えてみては
いかがでしょうか？」と提案することがあります。
ステップとしては、
１）仕事の要素を書き出す
２）自分の得意分野を拾い出す
３）自分の不得意な分野、取り組むには気が重い分野を洗い出す
４）身近で『お任せしたい分野』を頼めそうな人を探す
５）身近な頼めそうな人がいない分野は専門家に依頼する
というような流れになるでしょう。
費用・予算との兼ね合いもありますので、全てを一気にお願いする
ことは難しいかもしれません。その際には優先順位を決める必要が
あります。
ポイントは、ある分野の作業をお任せできると
・飛躍的に自分の作業がはかどる
・グッと気持ちがラクになる
・自分のビジネスや活動の品質が飛躍的に高まる
といった点で選択するといいでしょう。
今日のポイント
「チャンスをつかむ人はサポート役の助けを借りる達人！」
あなたのビジネスや活動をさらに良いものにし、加速するためには、
周りの人の助けを積極的に借りることを検討してみましょう。
その際、あなた自身が相手の不得意分野をサポートすることも忘れ
ずにいれば、様々な課題に対して支援してくれる人が自然と集まって
くるものです。
全て自分でやらなければならないという思い込みの枠を外して、サ
ポートし合う関係を目指してみませんか？
あなたの周りに、あなたの得意分野を苦手としている人はいません
か？その人の支援はできませんか？
あなたの周りに、あなたの不得意分野を得意としている人はいませ
んか？その人に支援をお願いすることはできませんか？
みなさんが、さらなるチャンスに恵まれますように！
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