(衛生器具メーカーのトイレ・浴室、手すりメーカー、福祉車両などなど)
数年前に出現した「立位で移動する車いす」「オフロード走行できる電動車いす」「ホイールデザインにアニメなどが書かれ、子供向き車いすの出現」などは当時インパクトがありました。
今年の展示された車椅子で驚いたのは「発想を転換した車イス」です
通常、車いすといえば下肢に障害を持たれていたりケガをしている方が乗るものと思われがちです。
しかし、この車イスはリハビリを兼ねて歩行困難な半身麻痺の方が自分の足で漕いで移動する車いすです。
自転車より安定していて、3輪車よりは早い車いす。
長距離走行を視野に来年は「ギア付き」で戻ってきて欲しいと思います。
東京ビッグサイトで開催されている「国際福祉機器展」は今日までですので、興味のあるかたはぜひお出かけください。
このコラムの執筆専門家
- 齋藤 進一
- (埼玉県 / 建築家)
- やすらぎ介護福祉設計 代表
子育て住宅から高齢者・障がい・車椅子住宅までやすらぎの空間を
医者に外科・内科等があるように、建築士に介護福祉専門家がいてもいいと思いませんか?人生100年時代を迎えた今、子育て住宅から高齢者・障がい・車椅子住宅など終の棲家まで、ライフステージを考えた安心して暮らせる機能的な住まいを一緒に創りましょう
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