- 平原 光人
- 建築家
対象:住宅設計・構造
思春期の時期は、子どもにとってインテリアは実践的
な場となります。
家具のレイアウトや壁の飾りなど自分で好みを決め
さまざまなことを実践的に学んでいきます。
このような経験を積むことによって、自分の好みを
知り自己を確立していきます。
子どもの個性を育てる意味でも、子ども主導で進め
ていくことが重要です。
■個室の必要性
年齢が上がるとプライベートな空間が必要になって
きます。子どものプライバシーを尊重し、個室を与える
ようにしましょう。
■ものの管理を通じ自己責任を学ばせる
個室を与え、部屋の掃除、整理、ものの管理、模様替え
などを通じて、自分の部屋は自分で責任をもつことを
学ばせる場にしていきます。
また、勉強机、本棚、ベッド、照明器具、カーテンなどの
購入にあたって、子ども単独では決められないようなこと
でも、子どもの意見を聞いて選ぶようにいたします。
こうすることによって、子どもに責任感をもたせるよう
にします。
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子どもにとってのインテリアは、単なる見た目の良し
悪しだけではなく、自己のアイデンティティーを確立
する時期ですので、その点を踏まえて、対応すること
が求められます。
特に、思春期は注意を要します。
一級建築士事務所 ナユタ
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