- 山藤 惠三
- 有限会社エスオープランニング 代表取締役 クリエイティブディレクター
- 東京都
- クリエイティブディレクター
そのコピーはイケてる?コピーライター入門 #3
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デザインと企画、その気持ちイイ関係。
企画・デザイン、その発想法
2009-10-14 08:05
お魚を食べたければ海へ、野菜を食べたければ山へ、日本は四季折々のある美しい国です。
エスオープランニング、山藤(サンドウ)です。
広告の王道、コピーライトについて書いています。
コピーといってもコピー機のことではありません。
そのコピーはイケてる?コピーライター入門の第三弾です。
前回、コピーライトには大きく3つもコピー分類があると書きました。
三つのコピーライト分類
(1)キャッチコピー(キャッチフレーズ)
(2)リードコピー
(3)ボディーコピー
広告は、基本的にはこの構成に従って作られますので、
「キャッチコピー」→「リードコピー」→「見出し」→「ボディーコピー」→「キャプション」と続く構成は多くの人に受け入れられやすいパターンです。
では、どうしたらユーザーの心をつかむキャッチコピーを作れるのでしょうか。
その重要なポイントの一つが「ターゲット」の設定です。
「訴求対象」=「ターゲット」
世の中にあるキャッチコピーや広告を見ていて、「面白い」とか「つまらない」とか
「気づかない」という自身の心の動きを感じたことがありますか?
これには、三つの原因があります。
(1) 対象となる広告が、あなたをターゲットとしている
(2) 対象となる広告は、あなたをターゲットとしていない
(3) 対象となる広告の、出来がよくない
(1)のとき、あなたが面白かったり、
興味を持ったりすれば、それは広告として成功です。
(2)のとき、あなたがつまらないと感じたり、関心を持たなかったりしたとしても、
広告としては成功です。
二つとも成功なのに、あなたは面白いと感じたり、つまらないと感じたりする。
これこそが、ターゲット(訴求対象)というテーマです.
(3) 対象となる広告の、出来がよくない
(3)は問題外ですね。
ターゲットとは、メッセージを伝えるべき相手のことです。
新聞広告なら読者、テレビCMなら視聴者。Webサイトなら閲覧者のことです。
ところが、広告の目的によって、ターゲットは異なります。
次回は、この広告戦略、マーケティング戦略も含めて大切なターゲットについて、
書いてゆきます。
つづく。
オールアバウト/専門プロファイル、山藤
クリエイティブ・プロダクション 広告デザインと映像のエスオープランニング